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40歳を過ぎたオトナ女子こそ一人旅を試してほしい5つの理由

わたしの趣味のひとつは、旅行です。学生時代はお金をコツコツ貯めては、旅に出るのが何よりの楽しみでした。


でも、就職して、結婚して、子どもが生まれて……。


気づけば、旅行といえば家族旅行ばかり。自分だけのために旅に出ることを、ずっと忘れていました。


そんな日々のなか、子どもの手が少しずつ離れてきたのをきっかけに、ふたたび「自分のための旅」を始めてみました。


そしてそのとき、しみじみ感じたんですよね──40歳を過ぎたオトナ女子にこそ、一人旅は最高だと。


今回は、そんなわたしの実感を込めて、「なぜオトナ女子に一人旅をおすすめしたいのか?」、その理由を5つに分けてお話ししてみたいと思います。

理由① 自分のスケジュールだけを考えればいい

自分のスケジュールだけを考えればいい。


一人旅をすすめる理由として、これはまず外せないですね。


わたしたち、オトナ女子は毎日がとにかく忙しい。結婚していようとしていまいと、子どもがいようといまいと、仕事をしていようがいまいと、何かと忙しいんです。


お互いが日々の雑事に追われ、慌ただしく過ごしているなかで、旅行のためにスケジュールを合わせて数日間確保するというのは難易度が高いもの。


しかも、かなり前から予定を立てていたとしても、いざというときに都合がつかなくなってしまうドタキャンなんかもありえます。


相手がドタキャンになったら寂しいし、もし自分がドタキャンする立場だったら申し訳なさすぎてどうしようもありません。


友人と行く旅行は話も弾み、とても楽しいですが、忙しい日常を過ごしているわたしたちにはハードルが高いのです。


それに比べると、一人旅は自分の都合さえ調整できればいいので、圧倒的にラクです。


万が一、ドタキャンせざるを得ない状況になったとしても、懐はいたみますが、基本的に迷惑をかける相手もいないので気が楽です。


せり
仕事、家事、育児に追われているあいだは、スケジュールをお互いに合わせるのはキビシイのです


理由② 気を遣わなくていい

友人と行く旅行は、思い出という点でプライスレスですが、いくら仲のよい友人といっても相手に気を遣わないわけにはいきません。


本当は自分としては興味がない観光地だったとしても、そこは定番だから行っとかないととか、

お腹がいっぱいだから食事は軽めにしたいけど、夕飯はあれを食べるって決めてあるしなとか、

小さな気遣いで旅行は成り立っているのです。


しかも、オトナなわたしたちは学生時代とは違い、お財布事情に人それぞれ差が出てきます。


せっかく旅行に行くのだから、非日常間の味わえるグレードの高いホテルでゆったりと過ごしたいという人もいれば、そこまではお金を出すのは難しいという人もいます。


お金のことはなかなかオープンに話しづらいですし、気を遣いあうのもしんどいですよね。


ですが、一人旅ならぜ~んぶ自分の好きで埋めてしまって構わないのです。


お金をかける旅行でも、かけない節約旅でも、有名観光スポットを回りまくる旅でも、まったく観光しない旅でも全部自分次第。


いつ、どこで、何をするかを、誰かに気を遣うことなく、すべて自分で決めてOK!


たとえ予定を立てていたとしても、気が変わったから予定変更なんていうのも全然あり。むしろそれが一人旅の醍醐味という感じさえあります。


一から十まで、自由なのです!

せり
一人旅をするなら、ツアーよりも自分で計画を立てる旅のほうが自由度が高いので、わたし的にはおすすめです


理由③ 素の自分に戻れる

酸いも甘いも噛みしめて暮らしているオトナ女子のわたしたちは、日々いろんな仮面をかぶって暮らしているものです。


結婚していれば妻の顔

子どもがいれば母の顔

仕事をしていれば、社会人の顔

親の前では子どもの顔


という感じで、誰しもがたくさんの仮面を付け替えながら、毎日を暮らしていると思います。


そんな仮面を取り外して、素の自分に立ち返るチャンスが一人旅なのです。


国内旅行でももちろん構わないのですが、わたしの経験では海外旅行に行くとよりその感覚を味わえるように思いますね。


どうしても国内にいると取り繕ってしまう自分がいるのですが、海外旅行に行くと誰も自分を知らない環境なので、何者でもない個の人間であるという感情を強く感じ、開放感がハンパありません。


友だちといると、どうしても「友だちといる自分」になってしまうので、それもまた楽しいんですが、開放感という意味では一人旅に勝るものはない気がします。


日常のしがらみから離れ、誰でもない自分に立ち返れる。それが一人旅なのです。

たんぽぽ
一人旅は、「何者でもない自分」を過ごせる貴重な時間なのね


理由④ 内省の時間がある

人生の経験値が上がってくると、こういう時はこうするもんだとか、こうしたほうがいいという「常識」というものがいつの間にか自分のなかでできあがってきます。


ある程度効率的に生活をしようとすれば、その「常識」という枠組みのなかで過ごすのは自然なことです。


そのおかげで、考えることは少なく、楽に日々を送れる一方で、どこか息苦しさを感じたりしますよね?


ですが、旅行でいつもの生活圏から出ると、その常識がいかに自分の狭い世界でしか通用しないのかという現実を思い知らされます。


レストランで食事をしても、スーパーで買い物しても、なんなら道を歩くだけでも新しい発見がいっぱいです。


さらに、旅行スタイルにもよりますが、一人旅だと自分と向き合う時間が増えます。


移動時間も、ホテルで過ごす時間も一人旅だからこそたっぷりと時間があり、慌ただしい暮らしのなかではなかなかできない、自分との対話をするチャンスとなります。


一人旅だからこそ、観光地巡りに終始するのではなく、旅行先の人々の生活に触れる機会を多くすれば、自分の日々が当たり前ではないということに気がつき、いつもの暮らしに新しい風が吹くような気がします。


せり
旅行中に見たもの、感じたこと、気になったことを旅ノートとして記録すると、さらに充実しますよ


理由⑤ 安全に旅行できる

若いころの一人旅は、まだ自分が体験したことのない世界や価値観に触れられるので、これはこれで大きな価値があるかと思います。


ですが、若者ゆえに無茶なことをしたり、危ないことをしたりというのもよくある話です。


それに比べると、オトナ女子は人生の諸々を経験済みでなので、これまでの人生経験から、「あ、これは危ないな」「これ以上はやめておこう」と判断できるのがいいところ。


しかも、これまでの人生で培ってきた解決能力、図々しさ、たくましさも身につけているので、困ったときに周囲に助けを求めたり、自力で何とかするスキルを持ちあわせたりしているのです。


一人旅というと「自分にできるかな?」と不安になる方もいるかもしれませんが、経験値があるわたしたちだからこそ、無茶することなく、安全に一人旅を楽しむことができるのです。

はこべ
人生の経験値が高いと、若者と違った楽しみ方ができるのだ!


まとめ

一人旅には、最初の一歩を踏み出す勇気がいりますが、その一歩が思った以上に大きな満足感とリフレッシュをもたらしてくれます。


誰かに合わせることなく、自分のペースで過ごす時間は、日々の忙しさに追われるわたしたちにとって、心からのごほうび。


旅先で見つける新しい風景や人々が、心を軽くし、久しぶりに「自分らしさ」を感じさせてくれる瞬間が必ずあります。


少し勇気を出して、あなた自身のための旅に出かけてみませんか?


また、別記事「40代からの旅行:無理なく楽しむためのポイント」では、40代が旅を楽しむために注意しておきたいことを私の視点でまとめてみましたので、ぜひこちらも読んでいただけると嬉しいです。



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