
インターネットが発展したおかげで、サブスクリプション(通称:サブスク)と呼ばれる「月額制」「定額制」のサービスがお手ごろな価格で利用できるようになっていますよね。
わが家でも動画配信サービスに加入し、海外ドラマやアニメを楽しんでいます。
さて、そんなわたしが新たなサブスクとして挑戦してみたのが、“聴く読書”で話題の Audible(オーディブル)。
利用を開始してから1か月が経ったので、実際に使ってみて感じた使い勝手や感想をレビューしてみたいと思います!
この記事のもくじ
Audibleはどんなサービス?
Audible(オーディブル)は、Amazonが運営している“音声による読書”を楽しむサービスです。
読書というと紙の本を読むのが当たり前でしたが、ここ最近はスマホやタブレットなどの電子機器で本を楽しむ電子書籍も普及していますよね。
この電子書籍のサブスクは値段がお手ごろで、モノを増やしたくない現代人のニーズとマッチしていることから利用する人が増えています。
一方の“音声による読書”がどんなものかというと、自分自身で本を読むのではなく、プロの声優・俳優、ナレーターさんが書籍を朗読をしてくれるのを聴くという新しい読書のスタイルなのです。
Audibleのココがよかった!
わたしがAudibleを体験してみてよかった点は、
- “ながら”で本を楽しめる
- 目を休ませながら、本を楽しめる
- プロの朗読のすばらしさを堪能できる
- 話題の本・名作が豊富!
です。
それぞれ詳しくお話していきますね。
“ながら”で本を楽しめる
仕事に家事、子育てと忙しく暮らしていると、本を読む時間はなかなかとるのが難しいですよね。
子どものころは本が好きだったのに、大人になってからは全然本を読んでない…というのは現代人あるあるです。
そんな忙しい毎日を過ごすわたし達の救世主となるのが、まさにAudible。
耳だけが空いていればいいので、ほかに作業をしながらでも楽しめてしまうんです!
掃除、洗濯物干し、洗濯物たたみ、料理といった家事をしながら
仕事をしている人ならば、通勤の電車や車のなかで
と、ちょっとしたスキマ時間を活用しながら、“ながら”で本を読むことができるのです。
“ながら”で楽しむといえば、YouTubeやラジオというのもありなのですが、余計なコマーシャルが入るのがわずらわしい。
その点、AudibleはCMが入らないので、いちいち作業の手を止めてスキップしなくていいですし、コマーシャルを我慢して聴く必要もなく、快適に“ながら”で楽しめるのです。

“聴く読書”を楽しみたくていつもより余計に掃除をしたりと、思わぬ効果も出てます(笑)
目を休ませながら、本を楽しめる
パソコンやスマートフォンなどデジタルデバイスの画面を見る機会が多い現代、目の疲労は深刻な問題です。
目がショボショボする、かすむ、乾く、見えにくいなどに始まり、慢性化してくると常に目の痛みを感じ、頭痛や肩こりなどにもつながってきます。
ご多分に漏れず、わたしも慢性的な目の疲労に悩んでいる一人。
読書、ドラマ鑑賞が趣味で、さらにはパソコンやスマホで調べ物をしたり、ブログを書いたりと、好きなことのほとんどは目を酷使するものばかり。万年ドライアイで目薬が欠かせません。
実は最近、ドライアイだけではなく歳のせいもあるのか、目がかすんでしまって、大好きな本を読むのもちょっとしんどいときがあるんですよね…。
このような人にもピッタリなのが、“聴く読書”のAudible。
目は休ませたい。
でも、本は楽しみたい。
を両立させてくれるのです。
Audibleは、目を労わりながらも本が楽しめてしまう優れもの。
わたしは、「目がしんどいな」というとき、Audibleを聴きながら目をつぶるようにしています。
本も楽しめるし、目も休まるし、いい時間が過ごせます。

プロの朗読のすばらしさを堪能できる
Audibleの朗読には、
- デジタルボイス
- 俳優・声優・ナレーターなどのプロ
の2種類があります。
わたしが聴いていて楽しいのは、やっぱり俳優・声優・ナレーターと呼ばれるいわゆる“声のプロ”の方々による朗読の本ですね。
とくに、物語形式の本だと、プロの力量の凄さをたっぷりと楽しむことができます。
1冊の本につき1人のナレーターさんなので、複数人が登場する場合には何役もこなさなくてはいけないのですが、まるでラジオドラマや舞台を観ているような臨場感!
舞台や朗読会に足を運ばなくても、自宅で気軽に“本格エンタメ”を楽しめるのは最高です。

話題の本・名作が豊富!
Audibleが“聴く読書”サブスクのなかで圧倒的なのは、聴ける本の多さ! どこかで名前を聞いたことがあるというような本はたいていあります。
参考までに、Audibleと並んで有名なaudiobook.jpと比べてみましょう。
サービス | Audible (聴き放題) | audiobook.jp (聴き放題) |
対象冊数 | 120,000冊 | 15,000冊 |
料金 | 1,500円/月 | ¥1330/月 9,990円/年(833円/月) |
無料体験期間 | 30日間 | 14日間 |
聴き放題対象外の本の 購入 | 単品購入可能(30%OFF) | 単品購入可能(比較的安い) |
本のジャンル | バランスよく網羅 | ビジネス・自己啓発書が多め |
聴き放題 | あり | あり |
ボーナスポイント | なし | なし |
解約後聴取 | 次回請求日の前日まで | 次回請求日の前日まで |
公式サイト | ▶Audible | ▶audiobook.jp |
対象冊数がAudibleでは120,000冊なのに対して、audiobook.jpは15,000冊とその差は歴然…。
年割プランが登場しているので、それを利用するとAudibleの半額近くで楽しめるのはお得ですが、やっぱりいろいろな本を試したみたい!という場合には多少高くてもAudibleという選択肢がよさそうです。

Audibleのココが残念!
かなり優秀なサブスクのAudibleですが、わたしにとってちょっと残念な点も…。
それは
- 自分の聴きたい本があるとは限らない
- お値段がそれなりにする
の2点です。
自分の聴きたい本があるとは限らない
当たり前といえば当たり前なのですが、Audibleは世の中すべての本を網羅しているわけではありません。
なので、ピンポイントで自分が読みたい本があったとしても、Audibleに必ずあるとは限らない。
わたしが実際に使ったかんじでも、「あの本はあるかな?」と検索をしても、フラれてしまうことが結構あります。
人気作家さんの本や話題になった本だとほぼほぼある感じなのですが、ちょっとマイナーな本や古めの本はあまり期待しないほうが吉ですね。
話題になった本、王道の本を楽しむためのサービスだと思っておくと、「自分が思っていたのと違う!」とはならないでしょう。

お値段がそれなりにする
サブスクを利用するうえで忘れてはいけないのが、その価格ですよね。
節約主婦としてはお値段についてはシビアに考えたいところですが、Audibleのお値段設定というのがまた絶妙なんですよね。
1か月利用してみて、コストとパフォーマンスを振り返ってみると、読書好きからしても満点つけてもいいかなという思えるほど、パフォーマンスは間違いない。
ただ、月に1,500円というのをどうとらえるかが問題なんですよね。
本1冊分のお値段でこれだけ楽しめるのだから、安いといえば間違いなく安い。
ただ年間で考えると、18,000円とそれなりのお値段なのもまた事実。
わたしの場合、「これだけ本を楽しめて、時間も有効活用できるなら十分元は取れてる!」と感じたので、しばらく継続予定です。
でも、聴きたい本が少なくなってきたら一度解約して、また再開するのもアリかな…と考えています。
まとめ:Audibleは体験の価値あり
“聴く読書”は、忙しい主婦や時間に追われる大人こそ一度は試してみてほしいサブスクです。
無料で楽しめるYouTubeやラジオもたしかに便利ですが、
「深く学びたい」
「物語の世界にじっくり浸りたい」
と思ったとき、本に勝るコンテンツはそう多くありません。
紙の本や電子書籍とちがって、Audibleなら目も手も使わずに、本の世界にアクセスできるというのが最大の魅力。
- 忙しいけど、インプットを続けたい
- 本が好きだけど、読む時間がない
- 目の疲れが気になるけど、本を諦めたくない
そんな人にとって、Audibleはまさに「時間」と「健康」を味方にする読書体験です。
30日間は無料体験できるので、気になっている方はまずは一度、耳で本を聴くという新しいスタイルを体験してみてはいかがでしょうか?

いつでも解約できるので、気軽に試してみてくださいね