
2025年2月から始めた当ブログ「くらしの探検記」も、この記事でちょうど100記事目となりました。
まず最初に正直にお伝えします。お金は、まったく稼げていません!
ブログを始めて7か月。アフィリエイト収益は…ガリガリ君1本分くらいです(笑)。
「ブログでがっちり稼ぐぞ!」と期待してこの記事を読みはじめてくださった方には、申し訳ありません。でも、これが現実です。
ただ、収益はなくても、ブログを100記事書いてきたことで得たものはたくさんあると感じています。
今日は、そんな「稼げない主婦ブロガー」が100記事の節目に振り返る、ブログを続けてよかったことをお話しします。
生活にハリが出る
ブログを書くようになってよかったのは、なんといっても生活にハリがでたこと!
「これはネタになるかも?」と、常に頭の片隅でブログネタを探すようになりました。
主婦の生活って、毎日が同じことの繰り返しですよね。少しずつの変化はあっても、基本は毎日同じ。
仕事でストレスを溜め、子育てでメンタル削られ、家事でヘトヘト。
でも、ブログを始めてからは日常のなかにネタを探すようになり、いつもの暮らしを少し違う目線で見るようになりました。
おかげで、なんとなくただ過ぎていく毎日にもいい意味で緊張感が生まれ、40代に入ってからぼんやりしがちだった頭にも冴えが戻ってきた気がします。

生活の備忘録になる
どんな人でも毎日は何かしらの体験をし、何かを考えているはず。
でも、それってよほどインパクトのあることでないかぎり、しばらくすると忘れてしまうものですよね。
わたしは食い意地が張っているので、食べ物に関する記憶だけはやたらにいいのですが、それ以外はサッパリなんです…。
でも、日常でピン!と来たものを記事にしておけば、少なくともブログを運営しているかぎりは覚えておかなくても記録として残しておくことができます。
毎日の何気ない体験やとりとめのない思考を記録しておくのにブログは便利です。
そして、誰かの役に立つ記事になれば、なお嬉しい。
これからも「自分のために残しつつ、誰かのためになる」ようなブログを目指していきたいです。

人生の棚卸しになる
ブログ記事を100記事しか書いていないわたしですが、
「次の記事は何を書こうかな~」
と悩んだりします。
平々凡々な毎日を暮らしていると、新しいこと、おもしろいことが頻繁に起こるわけもありません。
そんなときに役立つのが、“過去の自分”。
悩んだこと、困ったこと、楽しかったこと…。ブログ記事を書くのに、いろいろな過去の経験が役立ってくれるんです。
そうやって過去の自分の経験を思い出しブログ記事にすることは、結果のところ、自分の人生の棚卸しになっています。
また、「思えば遠く来たもんだ」というフレーズではないですが、過去を振り返ることで、なんの変哲もないような毎日であっても少しずつ変化しているのを実感したりもします。

趣味としてはコスパがいい
アメブロのような無料サイトを利用すればブログをタダで楽しめますが、わたしはあえてお金を払ってブログを維持しています。
というのも、無料サイトは
- 運営者側の都合で閉鎖される可能性がある
- サイトのカスタマイズに制限がある
からです。
実際、2019年にはヤフーブログのサービスが終了しています。
もちろん、利用していたブログサービスが終了したとしても別のに移行すればいいだけの話ですが、積み上げてきた記事を全部引っ越しできるかは保証されていないですし、なんなら一からの立ち上げ直しになるかもしれません。
そういうリスクを踏まえると、多少のお金の投資はやむなしと思い、有料ではじめました。
といっても、かかっている費用は月1000円程度。
この金額を高いと考えるか、安いと考えるかは人それぞれですが、わたしとしては安いと思っています。
というのも、いまどき月1000円でこれほど遊べる娯楽というのは、ほかになかなかないからです。
ブログをどう書こうかと、あ~でもない、こ~でもないと頭をひねれば、2~3時間はあっという間。
デザインも自分好みにアレンジしたいと思えば、時間が無限にとけていきます。
パソコンさえあれば時間も場所も選ばない。これだけクリエイティブで無限に遊べるブログは、趣味としては最高にコスパがいいと思います。

読んでもらえると、純粋にうれしい!
ブログの何がすごいかというと、どこぞの誰ともわからないオバサンの話を世界中の人に見てもらえるチャンスがあるということ。
当たり前のようですが、これって実はすごいことじゃないですか!?
わたしが道端で見ず知らずの人を捕まえて、
「わたし、こういうことを体験したんですけど~」
なんて話しかけたとして、聞いてもらえる確率ってほぼ0%ですよね?
そんな人が近所にいたら、わたしもちょっと避けてしまうかもしれません。
でも、ブログって、これと同じことをインターネットの海のなかでやっているだけなんですよね。ひたすら独り言をネットの世界でつぶやくだけ。
ところが現実世界とブログの世界が違うのは、ブログの世界では話を聞いてくれる奇特な方がいらっしゃるということ。
これがとってもありがたいし、純粋にうれしい!
もちろん、わたしのようなSNSもやっていない弱小ブログでは、現状のところ、一日の訪問者数は5人もいかないくらいです。
でも、それだけでも十分にすごいことだし、どこかで誰かが読んでくれていると思うことが励みになります。

結論:ブログは趣味としてはおすすめ
ブログは、気軽に始められる副業としてよくおすすめされていますよね。
ですが、100記事、7か月から生み出された収益といえば、ガリガリ君1本。
「ブログ開始3か月で50万円稼ぎました」なんていうブログ記事を見かけたりしますが、素人主婦のブログの現実はこんなものです。
もし、わたしがこのブログを収益を目的にしていたら、挫折していたかもしれません。
半年以上にわたり時間とお金をつぎ込んできて、その結果がガリガリ君では割りに合いません。パートに出るほうがよっぽどマシです。
でも、わたしは言いたい。
ブログって、楽しい!
誰かにとっては役に立つかもしれないし、ならないかもしれない。
それでも、自分が感じたことを言葉にして残せるって、やっぱり素敵なことです。
自分だけのメディアを簡単につくれるこの時代って、ありがたいと思います。
もし、あなたが心の片隅で「ブログってどうなんだろう?」と思っているなら、一度チャレンジしてみてはどうでしょう。
やってみて合わなければやめればいいだけです。
X(旧Twitter)、Instagram、Facebookもいいけれど、ブログは自由度が違うし、文字数も写真も制限なし。自分の思うままです。
ぜひ新しい挑戦として、ブログをはじめてみませんか? とっても楽しいですよ!