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40代主婦、日記をはじめるか悩む

年末が近くなってくると、来年の手帳をどうするかで悩む人も多いのではないでしょうか。


わたしも学生のころは手帳を新調するのが楽しみで、11月くらいからソワソワしていたものです。


今はスマホのGoogleカレンダーとバレットジャーナルを愛用しているので、手帳を新しくするという楽しみはなくなってしまいました。


さて、そんなわたしがちょっと気になっているのが日記。


というのは、3年連用日記をつけている娘から「日記はいいよ」とおすすめされたからです。

飽きっぽい娘がハマっている日記習慣

娘はわたしに似て、よく言えば好奇心旺盛、悪く言えばアレコレと手を出して飽きっぽいタイプ。


そんな飽きっぽい娘が不思議と何年も続けているのが日記です。


本人曰く、「書いておかないと忘れちゃうから」という理由らしいですが、書くという行為自体もその日の振り返りになり、楽しい様子。


夜中までかかって日記を書く…なんて日もあるようです。


とくに“日記を書く”という行為に磨きがかかったのが、連用日記を買ってから。


文房具メーカーのMIDORIから発売されている3年連用日記を奮発して買ったようなのですが、そのデザインや装丁がお気に入りなんだとか。




連用日記だと、「去年の今日は何をしてたのかな?」というのが一目でわかるので、より楽しいそうです。


せり
見せてもらったのですが、シックで丈夫な表紙に、落ち着いたデザインの内装が素敵でした


日記を書くのが苦手

さて、娘の話を聞いていると、日記にちょっとだけ興味が湧いてしまったわたくし。


ですが、実は日記というのが苦手だったりするんです…。


というのは、自分の内面をめちょめちょ綴るというのがどうも性に合わない。


「今、書いているこのブログと何が違うの?」と言われればそれまでなんですが、どうも日記というのは自分のなかのドロッとしたものが溢れてしまったりするのが嫌なんですよね。


ドロッとではないにしても、やたらテンションが高かったりするのも、振り返って読むと死ぬほど恥ずかしい


昔、娘が生まれたときに人並みに育児日記でもつけてみるかと思い立ち、1年ほど書いてみたことがあるんです。


「〇〇ちゃん、お座りができるようになってすごいね!」「元気に育ってね」みたいな感じで、わりとマメに記録をつけていました。


ですが、それから数年経って読み返すと、なんか自分の書いたものでありながらどこか自分ぽくなくて、とても恥ずかしい!


あまりの恥ずかしさに、誰にも読まれたくなくて、引っ越しを機に闇に葬ってしまいました。


せり
すぐ怒ると定評のある母親があんな育児日記を書いていたことを娘が知ったら、どんな顔をするんでしょうね



主婦の日常は書くことがあるのか問題

しかも、日記を書くにしても、毎日がルーティンワークで成り立っている専業主婦に特別に記録するようなことは果たしてあるのかという疑問もあるのです。


起きて、朝ごはんを食べて、洗濯と掃除をして、ブログを書いて、昼ご飯を食べて、ドラマを見て、本を読んで、夕方の家事をして、夕飯を食べて片付けをしたら、お風呂に入って、寝るだけ。


毎日、毎日、同じことの繰り返し。


学生時代のように友だちと毎日おしゃべりしたりしていれば新しい話題があるんでしょうが、家族と猫以外とは話す相手がいない、引きこもり主婦には毎日新鮮なネタなんてないのです。


はこべ
飼い猫並みに毎日が同じなのだ…


歳を重ねるごとに薄れる記憶

でも、その一方で、そんな毎日でも記憶から薄れてしまうのはもったいないのかも…と歳をとってきて考える自分がいるんですよね。


去年の今日、何をしていたかなんて、1mmも覚えていない。


たしかに何かをしていたはずだし、何かを見て、何かを考えていたはずだけれど、それはわたしの脳からは消え去ってしまっている。


そんな現実を踏まえると、取るに足らない日常であっても、いや何もない普通の日だからこそ、記録しておく価値があるのかもしれない…なんて思ったりするわけです。


たんぽぽ
不思議の国のアリスで、「なんでもない日おめでとう」という言葉があるけれど、なんでもない日って考えようによっては特別なのかもしれないわね


日記をはじめるか悩みます

というわけで、今のわたくし、来年から日記をはじめるかどうかを絶賛悩み中です。


「どうせはじめるなら元日からがいい」と思ってしまう、変に凝り性な性格なので、悩める期限はあと約1か月。


日記苦手症候群を乗り越え、日記をはじめるかどうか。


もう少し悩んでみたいと思います。


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