
散歩って体にいいとはわかっていても、家の近所を歩くだけだと飽きてしまう…。
こんな風に思ったこと、ありませんか?
わたしも同じで、最初は健康のためにと始めた散歩もだんだんとマンネリ化してきて、「今日はやめとこうかな…」なんて思ってしまう日もありました。
そんなわたしが最近、散歩に取り入れているのが、「ゴミ拾い」です。
「え、ゴミ拾い…?」と思うかもしれませんが、これが意外とハマるんです!
この記事のもくじ
ゴミ拾い散歩とは?
「ゴミ拾い散歩」とはその名のとおり、散歩しながら道に落ちているゴミを拾うこと。
日本の街はきれいに見えるけれど、よく観察するとタバコの吸い殻や空き缶、ペットボトルのフタなど、小さなゴミがけっこう落ちているんですよね。
近所をぐるっと一周するだけで、コンビニでもらうようなサイズのビニール袋がパンパンになることも。
そんな「ゴミ拾い散歩」の魅力を、3つに分けてご紹介します。
ゴミ拾い散歩の魅力3選
①退屈しない
普通の散歩がつまらなく感じてしまうのは、景色の変化が少ないから。
でも、ゴミ拾い散歩では「ゴミ探し」に夢中になるので、周囲への観察力が一気にアップします。
「この植え込みの奥に何かあるかも?」と目を凝らして歩いていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
まさに散歩がちょっとした“冒険”に変わる瞬間です。

②ちょっとした達成感がある
ゴミ拾いは誰かに褒められるわけではありませんが、終わった後にはじんわりとした満足感があります。
わが家の近所の場合、30分〜1時間も歩けば、袋いっぱいになるほどのゴミを拾えることも。
「今日も地域を少しきれいにできたな」と思えるこの感覚は、ちょっとクセになります。

③お金がかからない
ゴミ拾い散歩にかかるコストは、ビニール袋代だけです。
わたしはモノを増やしたくないので素手で拾っていますが、抵抗がある場合は軍手やトングを100均で買えば十分。
このように始めるためのコストはほぼゼロに近いのも魅力ですね。

ちょっと気になる?ゴミ拾い散歩の注意点
楽しいことづくめに見えるゴミ拾い散歩ですが、始めてみるといくつか気になる点も出てきます。
①ちょっとだけ不審に思われる?
ゴミ拾い散歩の最初の難関。それは、ゴミ拾いをしていると怪訝に思われること!
せっせとゴミ拾いに勤しんでいると、
「何やってるんだろう?」
という感じの視線を投げかけられたりすることが結構あります。
でも、日本人は基本的に他人に干渉しないので、気にするほどでもないです。
ちらっと見られて終わりです。

②歩くスピードが出ない
また、ダイエットや筋肉トレ目的で散歩をしようという人にとっては、ゴミ拾い散歩は不向きかもしれません。
というのも、ゴミを探すためにスピードは自然と落ちるし、立ち止まって拾う動作も多いからです。
なので、モリモリとハイスピードで歩く散歩と比べるとどうしても運動量は劣ってしまいます。
ですが、「立つ・しゃがむ」の繰り返しは脚の筋トレにもなるので、運動としてまったく効果がないわけではありません。

まとめ:散歩に飽きたら、「ついでのゴミ拾い」を楽しんでみよう
健康のために続けたい散歩。でも、毎日同じルートを歩いていると、どうしても飽きてきますよね。
そんなときにおすすめなのが、「ゴミ拾い」を取り入れた散歩。
やってみると意外とハマりますし、ただ歩くよりもずっと充実感があります。
景色の中にある小さなゴミに目を向けてみるだけで、いつもの道も少し違って見えてくるから不思議です。
誰かに褒められるわけじゃなくても、「ちょっと地域にいいことしたな」って思えるのは、気持ちのいいものです。
大げさに考えなくても、気が向いたときに、ビニール袋を1枚持って出かけるくらいの感覚で十分。
散歩がちょっと楽しくなるきっかけとして、“ついでに街を少しだけきれいにする”、そんな時間を取り入れてみるのもいいかもしれません。

ゴミをきっかけに、会話も弾みますよ