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40代からの一人旅!自分の「好き」を詰め込んだ旅先の見つけ方

仕事や子育てに追われる毎日。気軽に旅行へ出かけるなんて、簡単なことではありませんよね。


でも、だからこそ限られたチャンスを大切にしながら、行き先をじっくり選んで、旅の計画そのものを楽しむという贅沢が味わえるのです。


頻繁に旅に出る人には味わえない、特別な楽しみ方かもしれません。


今回は、なかなか旅行に行けないからこそじっくり行き先を選びたい、そんな方に向けて、行き先を決めるためのヒントをご紹介します。

一人旅の旅行先を決めるときの流れ

一人旅は自由が魅力ですが、いざ計画を立てようと思っても自由過ぎてどこから手をつけたらいいのかわからなくなることがありますよね。


40歳を過ぎてから再び一人旅にハマっているわたしですが、旅行計画を立てるときにまず考えるのは、次の3つです。

  • 何をしたいか
  • 予算
  • 旅行の時期・日程


何をしたいかを考える

「旅行に行きたい!」という熱が上がってきたら、わたしがまず向かうのは図書館の旅行ガイドブックコーナー。目に付いた本をとにかく借りて、読むことからスタートします。


このときは、国内・国外といった絞り込みは一切ナシ。おもしろそうと思ったものを、どんどん読んでいくのがポイントです。


さらに、いわゆるガイドブックだけでなく、エッセイや写真集、料理本などジャンルを問わず読んでみると、自分でも気づいていなかった「旅のテーマ」が見えてきます


10冊ほど読んでいるうちに、「あ、こういう旅がしたいかも」というヒントが見つかるはずです。


たとえば、こんな旅のイメージはどうでしょう?

  • 自然の景色をじっくり見てみたい
  • 歴史的建造物や世界遺産を巡ってみたい
  • ビーチでのんびり過ごしたい
  • 温泉にゆっくり浸かりたい
  • オシャレな街並みを散策してみたい
  • 上げ膳据え膳でごはんを食べたい


ひとつに絞る必要はありません。むしろ、「ちょっとでも心が動いたもの」は全部メモしておくのがおすすめです。


せっかくの一人旅。王道でなくてもいい。自分の“今の気分”に正直になって、ワガママに旅のヒントを集めていきましょう。


しょっちゅう旅行に行ける人は別として、わたしのように「年に1回でも一人旅ができたらラッキー」というタイプなら、この『何をしたいか』をじっくり考える時間そのものが、実は旅の楽しみの一部でもあるのです。

せり
図書館は本のお値段は気にしなくていいので、本当にありがたいですね


予算を考える

何はなくとも大切なのが、旅の予算。


もし無尽蔵にお金を使えるなら、どんな旅でも夢じゃありませんが……
現実はそうもいきませんよね。


いくら「行ってみた~い!」と思っても、予算オーバーでは実現できない。


だからこそ、「できる範囲で、最高に楽しい旅をつくる」ための予算設計が大事なんです。

予算を考えるときの主な項目

  • 交通費(飛行機・新幹線・現地での移動、空港や駅までのアクセス費)
  • 宿泊費(泊数に応じて)
  • 飲食代(1日いくら×日数、ちょっと贅沢な食事の分も)
  • 観光代(入場料やアクティビティ代など)
  • お土産代(人に配るもの、自分へのごほうび含め)



海外旅行の場合は、これに加えて

  • 海外旅行保険代
  • SIMやWi-Fiレンタル代
  • パスポートの申請・更新代(必要なら)

も忘れずに計算しておきましょう。


「この旅にいくらまでなら出せるか?」という感覚を持っておくと、選択肢が絞れて、旅の計画がグッと現実的になっていきます。


お金が限られていると思うとちょっと悲しい気もするかもしれませんが、予算の範囲内で行ける最高の旅を探すという楽しみ方もできるので、前向きに考えていきましょう。

たんぽぽ
旅行のために新たに洋服やカバン、靴などのアイテムを新調するなら、その分の費用も確保しておくのが大切ね


旅行の時期・日程を考える

予算と並んで大切なのが、旅行に行く「時期」と「日程」です。


というのも、旅行のタイミングによって「予算」や「行ける場所」が大きく左右されるからです。

仕事の都合に合わせる

お勤めしている方なら、

  • 土日祝だけを使うのか
  • 有給休暇をとって連休を作るのか

といった計画の立て方になりますよね。


このとき、できるだけ周囲の迷惑にならないタイミングを選ぶことも大切です。気持ちよく出発できるし、戻ってきたときもスムーズに日常へ戻れます。

家族の都合も忘れずに

子育て中の方はさらに、

  • 子どもの学校行事や習い事
  • 家族の予定
  • サポートしてくれる人のスケジュール

をしっかり確認しておくのがおすすめです。


自分だけの都合で旅行を強行すると、家族の負担が増えてしまいがち。その結果、「次はもう無理だね…」なんてことになってしまったら、本末転倒ですよね。


わたしの場合は、、子どもの年間行事予定がはっきりする4月以降に旅行のスケジュールを立てるようにしています。そうすることで、直前になって「行事とかぶってる!?」と慌てることもなく、落ち着いて準備ができます。


旅を「自分にとってのごほうび」にするためにも、まわりの人との関係を大切にしながら、気持ちよく出発できるタイミングを選ぶことが、実は一番のポイントかもしれません。


せり
飛行機代や宿泊費が高くなるハイシーズン(ゴールデンウイーク、夏休み、年末年始)、夫が忙しくなる年度初めと年度末は、基本的に避けるようにしています


行先を決める

「何をしたいか」「予算」「時期・日程」が見えてきたら、いよいよ行き先を決めるステップです。


まずは、予算と旅行時期に合う国や地域をざっくりと絞り込みましょう。


ただし、場所によっては雨季や台風の時期にあたることもあるので、「その時期に行っても楽しめるか?」も確認しておくのが安心です。


次に、自分の「やりたいこと」を掛け合わせて、具体的な都市を絞り込みます。


たとえば「温泉でのんびりしたい」「アートを楽しみたい」など、やりたいことにピッタリ合う場所を探して、徐々に候補地を絞っていきます。


ときには、「ここに行きたい!」という場所があっても、今の予算じゃ足りない……ということもありますよね。


でも、もしそのような場合でも諦める必要なんてまったくありません! 現時点で予算オーバーしていたとしても、旅行を少し先延ばしにして、その間にお金を貯めればいいだけの話です。


「予算内で今すぐ行く」か
「お金を貯めて、夢の旅に行く」か
——それはあなたの選択です。


どちらを選んでも、間違いなんてありません。


旅行計画はバレットジャーナルにメモ

わたしが旅行の計画を立てるときは、バレットジャーナルを使うようにしています。


思いついたこと、調べたこと、気になったことをなんでも書き込んでしまいます。だんだんと旅行計画がかたちになって行く過程は、本当にワクワクするのでおすすめです。


とくに、旅行先でしたいことを考えるのは、贅沢なひととき。コーヒーでも飲みながら、あれもしたいな、これもいいなとバレットジャーナルに妄想を書き出すのは、サイコーに楽しいです!


結局採用にならなかった案も、いつかは役に立つかもしれないですし、あとから読み返すと「あのときはこんなことに自分は興味があったのね」となったりして、案外おもしろいものです。


まとめ

旅行は、思い立ったその瞬間から始まっています。たとえ今すぐに出発できなくても、旅の準備を始めることはできます。


忙しい日常のなかで、すぐに旅に出られないのは仕方のないこと。でも、だからこそ「いつか行きたい」と思い描く場所が、もっと特別に感じられるのではないでしょうか。


旅先の風景を想像したり、地元の名産やグルメを調べてみたり。そんなひとときが、忙しさに追われる日々における小さな楽しみになります。


そして、少しずつ計画を進めることで、夢の旅が現実に近づいていると感じる瞬間は、何ともいえない嬉しさがあります。


わたし自身も、旅の計画そのものを楽しむ時間を大切にするようになり、日常に新たな充実感を感じるようになりました。


旅行の計画を生活の一部として取り入れてみませんか?きっと、日々の生活にハリが出て、もっと豊かに感じられるようになるはずです。

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