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40代からの一人旅をもっと楽しむ!旅行前・中・後にわたしが実践していること

わたしは一人旅が好きで、いつも「どうすればこの旅をもっと深く楽しめるか?」を考えながら旅をしています。


旅は、ただ目的地に行くだけのものではなく、出発前の準備から帰宅後の余韻まで、すべてが旅の楽しさの一部だと思っています。


今回は、そんなわたしが旅行の前・中・後にやっていることをご紹介します。


旅先に関する本を読んだり、自分だけの「旅ノート」をつくったり、現地の人とのちょっとした会話を楽しんだり……。


ひとつひとつは小さな工夫ですが、それだけで旅の記憶がぐっと鮮やかになるんです。


「久しぶりの旅行、せっかくだからもっと楽しみたい」

「一人旅をもっと充実させたい」


そんな方のヒントになればうれしいです。

旅行前

旅行先に関する本を読む

旅行のためにガイドブックを読む人は多いと思いますが、わたしはそのほかにも、旅行先の都市や国に関するいろいろなジャンルの本を読むようにしています。


たとえば、歴史、文化、食。


とくに歴史好きというわけではなく、学生時代はむしろ歴史の授業が苦手なタイプでしたが、旅行のために歴史を勉強するようになってから、歴史の勉強っておもしろいんだと初めて思いましたね。


何気ない風景を見ても、「歴史的にああだから、こういう風になっているんだ」と気づけるというんでしょうか。


何も知らないで行くのとは見方が違うというか、観光したり、散策していても自分のなかで発見、納得が多く、その土地をより楽しめている気がします。


歴史だけではなく、文化風習や食についても学んでおけば、そこで暮らす人たちに敬意を払うこともできますし、その土地ならではのおいしい食事も楽しめて、いいことづくめ。


その都市、その国についての本をさまざまに読み、学ぶことで、旅行前からワクワクできますし、知識も増えるので、おすすめです。


せり
旅行は頻繁に行けないのを逆手にとって、いろいろと勉強してから旅に出ます!


旅ノートをつくる

旅行を繰り返すなかで始めてよかったなと思ったのが、‟ 旅ノートをつくる ”こと。


わたしはなるべく荷物を持たないミニマルな旅を心がけているので、少しでも荷物を軽くするために、以前はA3用紙1枚でできている旅のしおりをつくっていて、これはこれで気に入っていました。


ところが、歳をとったせいか、楽しかったはずの思い出も鮮明ではなくなっていく自分がいることに驚愕して、少しでも思い出を残そうと試しに始めたのが、野帳というノートを使った旅ノートづくりです。


野帳については、別記事『旅ノートとして野帳を使ってみた!感想と実際に使ったおすすめ野帳を紹介』で紹介していますが、旅行前はこの野帳にスケジュールや持ち物などを書き込んで、旅に備えるようにしています。


せり
若いころは何とも思わなかったですが、楽しい記憶がなくなっていくのは寂しいですね


旅行中

旅ノートにこまめにログを残す

世のなかにオシャレな旅ノートをつくって、披露している方がたくさんいらっしゃいますが、わたしの旅ノートの目的はオシャレさではなく、自分が体験したこと、考えたことを記録しておくこと。


ですから、自分がいつ、どこで、何をしたかはできるだけ細かく書いておきたいのです。


ホテルで寝る前にまとめて書くというのもありかもしれませんが、その時点ですでに忘れている可能性も大なので、何かをしたら都度都度記録するようにしています。


誰かと一緒の旅だと「旅ノート書くからちょっと待ってて」というのは迷惑行為かもしれませんが、一人旅だとそんな心配もなし。


カフェ、食堂、公園と、隙あらば場所と時間を確保し、なんでも記録していきます。


せり
わたしはひたすら時系列で書いているのですが、時刻も書き込んでおくと、見返したときにイメージが湧きやすいです


パンフレット等を保管する

旅ノートは後から読み返すと、文章だけでも案外おもしろいものですが、そこに彩りを加えてくれるのが、旅の途中でGETしたモノたち。


観光先でもらったパンフレットはもちろんのこと、レシート、食べ物の包装紙など、お店の情報や商品の情報がわかるようなものはクリアファイルに入れてとりあえずとっておきます。


わたしの場合は、旅行中は集めて保管するだけに専念しておいて、旅行が終わって家に帰ってから旅ノートにまとめる作業をするようにしています。

せり
食べものの容器や包装で、紙以外のものを保管する場合は、洗ってからしっかり乾燥させておきます


出会った人とコミュニケーションをとる

わたしにとって旅を充実させるために欠かせないのが、一期一会のふれあい。


誰とも必要以上のコミュニケーションをとらずに徹底的に一人を楽しむというのもありですが、わたしの場合は現地の人となんらかのアクションがあったほうが思い出になっています。


なので、チャンスがあれば、積極的に宿やお店の人に話しかけてみます。


といっても大げさなことではなくて、たとえば飲食店だったら「なにがおすすめですか?」とかそんな程度。


勇気を出して話しかけてみると、地元のお得な情報を教えてもらったり、いい話を聞かせてもらったりと旅の幅が広がります。

せり
もう二度と会うこともないのですから、旅の恥はかき捨てで、思い切ってコミュニケーションをとってみると楽しいですよ


読書

わたしが旅行で手放せないのは、本。少しでも荷物は軽くしたい派ですが、それでも紙の本は欠かさず持っていきます。


普段は実用書やノウハウ本などが読書の中心になりがちですが、旅行中はそういう現実的な本ではない、小説やエッセイ、思想を深めるようなものを読むのが好み。


できれば旅先が舞台になっているようなものだと最高ですが、そういうのが見つからなければ、旅をイメージさせるような小説やエッセイで、じっくりと文章を味わえるようなものを選んでいます。

せり
移動中、旅先のカフェ、ホテルでゆったりと読書するのは、なんとも贅沢な時間です


旅行後

旅ノートをまとめる

旅行中に集めたパンフレットなどを旅ノートにまとめていきます。


全部は貼りきれないので厳選しなくてはいけないのですが、後から見直したときにどこのお店か把握できるように、店名や住所、電話番号がわかるようなものははできるだけ貼るようにしています。


ほかにも自分が食べて気に入ったものの包装紙を一部切り取って貼ったりしてもおもしろいですね。



また、旅行といえば写真ですが、わたしは『ピクチャン ガラポンシール』というサービスを利用しています。


普通サイズの写真だと野帳に貼るのはむずかしいのですが、このサービスではプリクラサイズの写真を複数枚組み合わせられて、しかもコンビニで印刷することができるで手軽で便利です。


まとめ

いかがでしたか?旅行はただの観光地巡りだけでなく、準備段階から帰宅後の振り返りまで、どこをとっても楽しみがいっぱいです。


旅ノートをつけることで、ただの「思い出」ではなく、自分だけの「物語」に変わる感覚があり、ふとした瞬間に読み返すと、その時の風景や感情が鮮やかに蘇ります。


また、現地の人とのちょっとした交流や、旅行前の知識を深めることで、普段は見過ごしてしまうようなディテールにも気づけます。


どんな小さなことでも、積極的に「旅の醍醐味」を見つけようとすることで、旅の楽しみは何倍にも広がります。


忙しい日常を離れて、知らない場所で新しい経験をすることができる旅。次の旅で、ぜひ「準備」から「振り返り」まで楽しんでくださいね。


きっと、もっと素敵な思い出とともに帰ってくることができるはずです。


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