
人生の折り返し地点を過ぎた今日この頃。
40代になると、なんとなく“老後”が急に他人事ではなくなってきますよね。
わたしは、人生の先輩方のブログを見たり、本を読んだりしながら、今から老後のために備えておいたほうがいいものを探すようになりました。
人生を謳歌している人もいれば、嘆きながら過ごしている人もいて本当に様々ですが、諸先輩方の言葉を総合して判断するに、老後を楽しく過ごすために必要なのは、この4つかなと思います。
- お金
- 健康
- 人間関係
- 趣味・生きがい
ここからは、それぞれについて今のわたしが感じていることを書いていきます。
お金
お金に不安がある人の話には、どこか暗い影のようなものが漂っているように感じます。
現役でも老後でも、お金が不足していれば生活に不安を抱えるのは当然ですよね。
でも、若い世代と違ってある程度の年齢になると仕事の選択肢も限られますし、「何かあっても収入を増やせない」という状況が老後の不安を大きくしているように思います。
そして興味深いのが、たとえ資産が十分にあっても、“減っていく”ということ自体が不安を生むということ。
最近わたしが追っているブロガーさんがまさにそのタイプ。
60歳になる前に退職し、文面から察するに何千万も資産があるようなのですが、変動を避けるために持っていた株や債券はすべて売却し、預貯金にしているのです。
まだ年金受給前のため、預貯金を取り崩しながら生活しているのですが、
「今月は○○円減ってしまった」
「あぁ、貧乏老後はイヤだ」
とグチるのが定番。
この姿を見て、老後にとって“安定して入ってくるお金”の存在がどれほど大きな安心につながるのか、改めて実感しました。

健康
元気なうちはあまり意識しないものですが、やはり生きていくうえで健康は欠かせません。
年齢を重ねれば体のどこかに不具合が出るのは当たり前ですが、そこで生活に大きな支障が出てしまうと、せっかく老後に時間があっても楽しむことはできないんですよね。
元気なシニアの方は旅行や運動、グルメとアクティブに楽しんでいるのに対して、健康に難がある方は「今日は○○の調子が悪くて一日寝ていた」という日も多く、同じシニアライフとは思えないほど差があります。
わたし自身、最近“昔より疲れやすくなったな…”と感じることが増えてきて、「今から運動習慣をつけておかないと将来、本当に動けなくなるかもしれない」と焦りつつあります。

人間関係
シニアライフの幸福度に強く影響しそうなのが、人間関係。
心理学者アドラーが「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っているくらい、わたしたちの生活において人間関係は悩みのタネになりがちです。
ブログやYouTubeで諸先輩方の生活を見ていて面白いのは、
「おひとりさま=不幸」ではないし、「家族がいる=幸せ」とも限らないこと。
家族がいても夫婦仲や子どもとの関係が悪ければギスギスした生活になりますし、逆に、ずっと一人で過ごしてきた方や離婚を経験した方でも、マイペースに楽しく暮らしている様子が伝わってきたりします。
40代になると、親の体調の変化や子どもの成長など、関係性にもいろいろな変化が出てくるもの。
“自分にとって心地いい距離感”をどうつくっていくかが、これからの課題だなと感じています。

趣味・生きがい
FIRE(Financial Independence, Retire Early)が話題になりましたよね。
イヤな仕事から解放されて、毎日自由に過ごしたい!という気持ちはよくわかります。
ですが、苦労してFIREしたものの、再び仕事に戻る人も結構いるようです。
その理由のひとつが、ヒマすぎてやることがないから。
シニア生活もFIRE後の生活と同じで、いつ・どこで・何をするかは自分次第。
自由な状態に慣れてしまうと、逆に刺激がなくなってしまう可能性があります。
そこで必要になってくるのが、生活を充実させる趣味や生きがいです。
ただし、趣味もお金や健康が絡んできます。
たとえば今のシニア男性に多いゴルフは、足腰が弱ってしまうと楽しめませんし、お金もかかります。
郊外のゴルフ場に行くには車が必要だったりして、意外とハードルが高い。
わたしの趣味のひとつは一人旅ですが、親やネットで見る先輩方の様子を見ていると「それもいつまで行けるのかな」と感じることがあります。
だからこそ、どれか一つの趣味がダメになっても、「別の趣味があるから大丈夫」と言えるように、今から趣味の種まきをしておきたいと思っているところです。

おわりに
40代になると、「老後」って急に現実味を帯びてくるものですね。
遠い未来だと思っていたのに、気づけば準備を真剣に考えるようになりました。
お金、健康、人間関係、趣味・生きがい。
この4つを整えることは、老後のためというだけでなく、今の生活をよりよくすることにもつながるのだと思います。
未来の自分が少しでも笑っていられるように、できることを少しずつ積み重ねていきたいです。
