
京都には数多くの七味唐辛子を扱うお店があり、全国的にも有名なお店がありますよね。
その中でも、今回立ち寄ったのは、北野天満宮近くの住宅街にひっそりと佇む七味唐辛子専門店「長文屋」です。
注文を受けてから目の前で調合してくれる七味は、まさに“自分だけの一品”。
観光地の喧騒から少し離れた場所で出会った、香り豊かな七味と穏やかな街の空気を、実際に訪れた感想とともにご紹介します。
「長文屋」に立ち寄ってみる
「長文屋」があるのは、学問の神様として有名な北野天満宮から徒歩7分ほどの住宅街の中。
大将軍商店街 一条妖怪ストリートと呼ばれる通りから、少し北側に入ったところにあります。
近くにはレトロな雰囲気のお店や川があり、全体的にのんびりとした空気が漂うエリア。


歩いているだけでも楽しくなります。
「長文屋」の外観はこんな感じです。

戸建て住宅の一階部分がお店になっていて、唐辛子がデザインされた看板が目印です。
初めての訪問でも、意外とすぐに見つけられると思います。

目の前で調合される、特別な七味
店内に入ると、パッとまず目に飛び込んでくるのが、カウンターにずらりと並んだ大量のスパイス。
そして、ふんわりと鼻をくすぐる心地よい香り。
エスニック系のスパイスとは違い、落ち着いた、どこか和を感じる香りで、思わず深呼吸したくなります。
京都には七味屋さんがたくさんありますが、「長文屋」が他と一線を画すのは、注文を受けてから目の前で七味を調合してくれるところ。
“自分のための七味”って、ちょっと特別な感じがして嬉しいですよね。
注文方法はとてもシンプル。
- 辛さ
- ノーマル or 山椒多め
- サイズ(量)
この3つを選ぶだけ。

一味の種類も選べるようです。

今回は、次の2種類をオーダーしてみました。(価格は2025年11月現在)
- 小辛・山椒多め・小サイズ 620円
- 中辛・ノーマル・小サイズ 480円
注文後、店員さんが手慣れた様子でスパイスを調合。
許可をいただき、調合の様子を撮影させていただきましたが、その鮮やかな手つきはさすがの一言でした。

お店の方によると、七味は風味を保つために冷凍保存するのがおすすめとのこと。
七味入れに移した場合は、容器ごと冷蔵庫で保管するのがよいそうです。

七味のお味は?
持ち帰ってきた七味が、こちら。

唐辛子がデザインされたパッケージがおしゃれです。
辛さ、山椒多めが明記されているので、何種類も購入した際に「これ、どっちだっけ?」とならずに済むのはありがたいですね。
まずは「小辛・山椒多め」から試してみることに。
封を切った瞬間、山椒の爽やかな香りがふわっと広がります。
どんな感じがなのか、お皿に出してみると…

見慣れた七味よりも赤みが少なく、黄色と緑が混ざったような色合い。
ひと口味見してみると……これは確かに山椒多め!
小辛を選んだせいもあり、いわゆる唐辛子のピリッとした辛さはほとんど感じられないのですが、山椒の後からくる爽やかなヒリッとした辛さが際立っています。
夕飯の豚汁にかけてみました。

赤みが少ないので、正直、写真映えはイマイチ。ですが、味は抜群。
あまり山椒多めの七味を使ったことがなかったのですが、ウナギが食べたくなるような香りで、食欲をしっかり刺激してくれます。


「長文屋」の情報
住所:〒603-8326 京都府京都市北区北野下白梅町54−8
電話番号:075-467-0217
営業時間:9:30〜17:00
定休日:水曜日、木曜日
「長文屋」のInstagramを見る ▶ 長文屋
まとめ|京都の日常に寄り添う、特別な七味
観光名所がひしめく京都の中で、少し路地に入った住宅街にひっそりと佇む「長文屋」。
目の前で調合してもらえる七味は、味だけでなく体験そのものが記憶に残る一品でした。
自分好みに仕上げてもらった七味は、いつもの料理をほんの少し特別にしてくれますし、使うたびにお店の穏やかな空気や香りを思い出させてくれます。
北野天満宮や大将軍商店街を訪れた際は、ぜひ足を伸ばして立ち寄ってみてください。
派手さはないけれど、京都の“暮らしの中の美味しさ”に出会える、そんな一軒でした。

京都にまた行く機会があれば、リピートしたいですね

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