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【40代からのシンプルライフ考】「節約もうムリ!」と感じない人の思考法

最近、YouTubeでよく耳にする「節約疲れ」の話題。


ガルちゃん(Girls Channel)まとめチャンネルでも、

  • 「物価高で生活がしんどい」
  • 「節約、もう限界」

といった投稿がとても増えているように感じます。


でも、実はわたし自身、大学時代からずっと節約生活を続けてきましたが、「節約もうムリ!」と感じたことがあまりありません。


そこで今回は、ガルちゃんに投稿する方々とわたしでは何が違うのかを、少し考えてみました。

節約は“自分の意志”でやるもの

いちばん大きな違いはこれだと思います。


わたしの場合、

「節約は、自分で選んでいる」

という意識がとても強いんです。


正直、若いころは収入が少なく、生活自体もギリギリ。


「節約を好きでやってます」なんてカッコつけられる状況ではありませんでした。


けれど、そんな中でも節約はただの我慢ではなく、未来への希望でした。


今頑張れば、将来がちょっと楽になる。


そう信じて、少ないお給料を必死でやりくりしていました。



神戸大学の研究によると、人は所得や学歴よりも「自己決定」できたときに幸福を感じるそうです。

参考 ▶ 所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる( 神戸大学 )


つまり、“自分で決めている”という実感が幸福感につながるんです。


だからこそ、同じ節約でも、他人や環境に強いられるのと、自分から選ぶのとでは感じ方が大きく違うのだと思います。


たんぽぽ
「自己決定」の大切さは注目されているわよね


「買えない」のと「買わない」のではストレスが違う

ガルちゃんの節約疲れ投稿にはよく、

「物価高でチョコレートすら買えない」

といった声が見られます。


でもこれがもし、

「チョコレートは節約のために買わないと決めている」

だったら、結果は同じでもストレスは大きく変わりますよね。


前者は“環境に奪われた自由”。


後者は“自分で決めた選択”。


ここが、わたしと投稿者さんとの大きな差なのだと思います。


はこべ
同じ結果でも、考え方次第で随分違うのだ!


節約は「喜びを大きくする」魔法でもある

わたしにはもう一つ、節約がポジティブに思える理由があります。


それは、

節約によって、日常の喜びが何倍にも大きくなる

ということ。


さっきのチョコレートをまた例えに出してみましょう。


チョコレートはたしかにおいしいですし、毎日食べられると嬉しいですよね。


ところが、毎日食べていたらそのおいしさは当たり前になり、やがて“もっと良いもの”を求めてしまう。


でも、節約でしばらく我慢して、久しぶりに食べたらどうでしょう?


スーパーの板チョコでも、高級チョコのようにおいしく感じられるはずです。


わたしの愛読マンガ『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~』の2巻には、こんな言葉があります。



お金がなくて ガマンして… 
耐えて… 耐えて… 
やっと買えて… 
だからおいしかったんだよ!!

出典:吉本浩二『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~』


まさにその通りだと思うんです。


実際、昨日のわが家の夕飯はポトフだったのですが、久しぶりに登場したソーセージに子ども達は大興奮。


「ソーセージ、うめぇ~!!」と叫んでいました。


これって、毎朝ソーセージが出てくる家庭では味わえない幸せですよね。


これこそ“制限があるからこそ生まれる喜び”なのです。


せり
ソーセージで喜べるって、モノに溢れたこの時代において幸せなことだと思うんです


人間はすぐ慣れてしまう生き物。だからこそ節約は“幸せのスパイス”

どんな嬉しく、喜ばしいことでも愚かなことに人間はすぐに慣れてしまって、幸せを感じない生き物。


慣れは幸せを奪うのです。


だからこそ、節約という“ほどよい制限”は、日々の暮らしに幸福感を取り戻すスパイスになると、わたしは思っています。


まとめ

  • わたしは「自分の意志で節約している」実感が強い
  • 自分で選ぶ節約は、他人や物価に“強いられる節約”とは心の負担が全く違う
  • 節約による“ほどよい制限”は、日常の喜びを何倍にも大きくする
  • 節約は単なる我慢ではなく、未来への希望であり、幸福感につながる行為


節約はしんどいものと思われがちですが、視点を変えれば、人生の満足度を高めてくれる味方にもなれます。


あなたにとっても、節約が「幸せを大きくする時間」になりますように。


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