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40代・友人との距離ができた理由と、だからこそ楽しみたいソロ活

わたしがソロ活、つまりひとり遊びを勧めるのには、40代には3つの壁があるからです。


それは「時間」「距離」「お金」です。


実は、わたしもその壁にぶつかり、気づけば一人で過ごす時間が増えてきました。


でも、壁を乗り越えた先には、自由に自分の時間を楽しむ喜びがあります。



この記事では、そんな壁に直面した40代のあなたに向けて、友だちとの時間が作りにくくなった理由となる3つの壁を紹介し、さらに壁を乗り越えた先に見える「新しい楽しみ方」やおすすめの本も紹介します。


友だちと過ごせる時間が減った今、自分だけの時間をどう楽しむかを見つけるヒントがきっと見つかりますよ。

40代の3つの壁

40代になって、友だちとの間に感じるようになった3つの壁。


それは時間」「距離」「お金です。


これらが、気軽に集まることを難しくしている原因だとわたしは感じています。


それぞれの壁について、ひとつずつ詳しくお話ししていきますね。

時間の壁

学生時代は、みんな同じようなペースで過ごしていたのに、社会に出るとそれぞれのライフスタイルが変わってきますよね。


どんなに仲がよくても、気づけば「今度遊ぼう!」っていってもスケジュールが合わなかったりすることが増えます。


20代のころは、「仕事は忙しいけど、週末はみんなで集まろう!」ってノリでも集まれたけど、年齢を重ねるとそれもなかなか難しくなってきます。



とくに40代は、人生のいろんな面で忙しさが増える年代


結婚して子どもがいれば、習い事や受験など、気を使わなきゃいけないことが次々と出てきます。


仕事でも後輩の指導や責任が増えて、プライベートな時間を作るのも大変です。


しかも、今はシフト制の仕事やサービス業で働く人も多く、休みが必ずしも土日じゃないことも。



家のことや子どものこともあるし、休みの日すら「自分の時間」を確保するのは一苦労ですよね。


こんな忙しい日々を送っていると、友だちとスケジュールを合わせるのは本当に大変


ちょっと遊びに行く、ってだけでも苦労してしまう年齢です。


せり
遊ぶ約束が1~2か月先なんていうのはザラですよね?



距離の壁

子どものころって、友だちはだいたい家の近くに住んでいて、自然と遊びに行ったり来たりしていましたよね。


でも、年齢を重ねるにつれて、だんだんとその環境が変わっていきます。


気づけば、交友関係は広がったはずなのに、家の近くに友だちがいないという状況に…。


私もまさにその一人です。



かつては「お友だち=近所の子」だったのが、今では「友だちは、あちこちにバラバラ」な状態です。


ママ友みたいな存在がいればまた違うのかもしれませんが、わたしにはそんな存在もいません。


仮にいたとしても、日々の生活が忙しくて、なかなか一緒に遊ぶ機会もないでしょう。



そして、最も大きな問題は、心から一緒に時間を過ごしたいと思える友だちが、すぐに声をかけられる距離にいないということです。


どれだけ親しい友人でも、少なくとも電車に乗って、何なら新幹線や飛行機に乗らないと会えない、というような状況になってしまいました。


これだと、気軽に「今度遊ぼう!」なんて軽いノリではなかなか実現できませんよね。



また、そういった友だちとの関係を大切にしたいと思っても、物理的な距離がある以上、計画的に予定を合わせる必要が出てきます。


たとえば、休みを確保して、飛行機で移動して、何日もかけて会いに行くとなれば、何ヶ月も前から計画を立てないと会えません。


こうなってくると、「ちょっと遊ぼう」っていう気軽さがどんどんなくなっていきます。


このように、物理的な距離があると、遊びに行くにも気合いを入れないといけないのが40代の現実です。


実際、遠方に住んでいる友人と会うためには時間もお金もかかりますし、それに加えて家族や仕事の都合も考慮しなければならないので、何気ない遊びを実現するのにさえかなりの労力が必要です。


たんぽぽ
友だちに会うのも、旅行並みに労力が必要になってしまうのね…



お金の壁

学生時代は、みんな似たような生活レベルで過ごしていましたよね。


おこづかいが少し多い子をうらやましく思ったこともあったけど、結局はみんな同じようなラインで暮らしていたので、生活に差がつくことはあまりなかったと思います。


でも、40代になってくるとそうはいきません。


酸いも甘いも経験してきたこの年代になると、生活レベルって本当に人によって差が大きいことに気づきますよね。


我が家は一馬力なので、節約が当たり前の生活。


暮らしにはとりあえず困ってはいないけれど、でもそれは節約が前提のうえで成り立っています。



金銭感覚の差が大きくなると、友だちと会うのがどうしても億劫になってしまいがちです。


たとえば、ランチレベルでも、使える金額には個人差が大きく出てきます。


幸い、わたしの友だちにはいわゆる「贅沢志向」の人がいないおかげで、ランチに行ったとしても2000円くらいで十分満足できています。


でも、もし友人が「おしゃれで豪華なライフスタイル」を楽しんでいる人だったら、5000円くらいのランチが当たり前になってしまうだろうし、そうなると正直ツラいなと思います。



ましてや、旅行などのように、大きな金額がかかる場合は、生活レベルの差はもっと顕著になります。


大きな出費に対しては少なからず心理的な壁も生まれますし、気軽に「行こう!」とは言えなくなるものですよね。



だいぶ前の話ですが、社会人になって数年経ったころ、学生時代の友人から旅行に誘われたことがありました。


彼女がすべてお膳立てしてくれたのですが、その旅行の費用がなんと10万円。


貯金をやりくりしてどうにか出せるギリギリの金額で、当時のわたしにはかなり大きな出費でした。


けど、友人は「この値段ならむしろ安いでしょ?」という感じで、少しも躊躇せずにその金額を提示してきたんですよね。


今になって振り返ると、たしかにその旅行は2度とない貴重な体験で、思い切って行ってよかったと思います。


でも、その時はお金のことでかなり悩みましたし、正直ちょっと大変でした。


それでも、今思えばお金の問題に関してお互いにちゃんと話すことができたら、もう少し違う選択ができたかもしれません。



日本人って、なかなかお金のことをオープンに話しませんよね。


だから、雰囲気で「これくらいなら大丈夫かな?」とお互いを探り合いながら、気を使っていることがよくあります。


そういう微妙なバランスでのやり取りが、お金を気にする一因になってしまうことも少なくありません。


はこべ
お金はデリケートな問題だから、なかなか大変なのだ



壁を乗り越えた先に見えるもの

場所、時間、お金—これらの「壁」を感じること、40代の今だからこそ実感することが多いと思います。


でも、だからこそ、この年代だからこそ味わえる自由もあるんです。


友だちと会うのがなかなか難しくなった分、自分の時間を存分に楽しむチャンスが増えたともいえるんです。


とくに40代になってからの大きな違いは、若いころに比べて「人目を気にしなくなる」ことじゃないでしょうか?


学生時代や20代のころって、どうしても他人の目を意識して行動することが多かったけれど、40代になると「別に気にしなくてもいいや」という開き直りが出てきます。



たとえば、一人でカフェに入ってゆっくりと自分の時間を過ごしているとき、周りの目を気にせずに落ち着けるのがすごく嬉しいんですよね。


それに、若いころだったら「一人?寂しくない?」なんて思われたかもしれませんが、今は堂々と美術館でも映画館でも、行こうと思えばどこでも楽しめる。


なんだか、それがすごく心地よく感じるんです。


しかも、歳を重ねるごとに無理して人と合わせなくても、これで十分という感覚が芽生えてきた気がします。


友だちと予定を合わせるのが難しくても、それはそれで仕方ないと割り切ることができる。


友だちと過ごす時間はもちろん楽しいけれど、誰にも気を使わずに自由に過ごす時間は贅沢で、心も軽くなるものです。


たとえお金をかけなくても、気軽に楽しめることがたくさんあるのも、この年代ならではの魅力。


以前なら「友だちと行くべき」と思っていた場所も、今では一人で行くことで新しい発見があったりします。


たとえば、普段行かないようなカフェやレストランで、静かに過ごしてみたり…。


たくさんのお金をかけずとも、心が満たされるような時間がつくれるんです。


結局、友だちと会えないことが少し残念に感じても、その分自分だけの楽しみ方を見つけることができる今の状況は、決して悪くない。


40代は、自由に自分を大切にできるステキな時期なのかもしれません。


オトナになったからこそ、もっと一人の時間を楽しんで、充実した日々を送っていきたいと思えるようになったんですよね。


だからこそ、壁を乗り越えて、「自分のための時間」を満喫したいものです。


自分のペースで過ごす時間って、思っている以上にリフレッシュになりますよ。


せり
体がまだ動き、少し子どもが手が離れ、親の介護の心配をまだ本格的にしなくてもいいこの時期は、人生において貴重な気がします



ソロ活の参考になる本

そうはいっても、ソロ活をどう始めたらいいかわからない…という方も多いのでは?


そんな方におすすめしたいのが、この2冊。


どちらもソロ活の楽しさを教えてくれる内容で、すぐに試したくなるヒントが満載です。

『ソロ活はじめました!』

ソロ活はじめました!』は、限られた予算でも充実した毎日を送るためのヒントが満載の一冊。


著者は、独身で派遣社員のOLがどのようにして「ソロ活」を楽しんでいるのかをリアルに描いています。


食事からレジャー、日常の工夫まで、生活費15万円でもできる楽しみ方を具体的に紹介。


アラサー女性向けの本ですが、シンプルで実践的なアイデアが多く、40代のソロ活にも参考になります。


『わたしの1ヶ月1000円ごほうび』

わたしの1ヶ月1000円ごほうび』は、忙しい日常にちょっとした楽しみをプラスするためのアイデアが詰まったシリーズ本。


著者は、月にたった1000円を使って、心を豊かにする「ごほうび生活」を提案しています。


小さな贅沢が、どんなにストレスフルな日々にも癒しと活力を与えてくれることを実感できる内容です。


食事やお出かけ、ちょっとしたアイテム購入など、誰でも取り入れやすい方法ばかり。


厳密にはソロ活本とはいえないかもしれないですが、一人時間を豊かにする工夫がいっぱいでおすすめです。


コミックエッセイなので、本が苦手な人でも気軽に読めます。

まとめ

40代になって、友だちとの距離や時間、お金の壁に直面することが増えてきたかもしれません。


でも、そんな壁があるからこそ、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」がぴったりだと感じています。


友だちとの予定がなかなか合わせられない今だからこそ、自由な時間を自分なりに楽しむ方法を見つけるチャンスです。



この記事で紹介した3つの壁をもし感じていたら、その先に広がる楽しみ方やヒントを取り入れて、ぜひ一度「ソロ活」を試してみませんか?


きっと新たな発見と、心地よいひとり時間が待っていますよ。

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