
わが家の子どもたちは、整理整頓が苦手。
「どこにやったっけ…?」「あれ、どこにあるか知らない?」、なんていうのは日常茶飯事。
「モノは使い終わったら、すぐに元の場所に戻しなさい」「自分が管理できない以上のモノを持つのはやめなさい」と、口を酸っぱくして言っているわたしの努力が実を結ぶのは、残念ながらまだまだ先のようです。
絶望的に整理整頓ができない子どもたちですが、学校の支度となると仕方ないですませるわけにはいきません。
先生によっては、教材を忘れると減点評価することもあるらしいので、「忘れちゃった、てへ」ではすまないのです。
そんな整理整頓が苦手、忘れ物しがちな残念な子どもの対策として、わが家で取り入れたのが‟ファスナー付きファイル”を使った教科書の管理方法です。
この方法を生活に取り入れてからは、「ファイルが見つからない…」といまだにモタモタすることはあっても、細々とした無くし物、忘れ物はほぼなくなり、本人はもちろん、親としても気をもむことが減り、楽になりました。
今回の記事では、その‟ファスナー付きファイル”を使った教科書の管理方法についてご紹介したいと思います。
用意するもの
用意するのは、‟ファスナー付きファイル”です。我が家は100均で購入しています。

ファイルを選ぶときのポイントは、
① ファスナーは2面以上についている
② 教科書やプリントよりも大きいサイズ
③ ファイルは透明・半透明
です。
① ファスナーは2面以上についている
地味なのですが、案外大切なのが、この「ファスナーは2面以上についている」ことです。

1面にしかファスナーがないと、ちょっと大きめの教科書やプリントを出し入れするときにひっかかったり、やりづらかったりとプチストレスになりがち。
その点、ファスナーが2面以上についていると、ガバッと口が開くので、教科書などの出し入れが楽々です。
② 教科書やプリントよりも大きいサイズ
ファイルのサイズは、教科書やプリントとぴったりと同じサイズではなく、ゆとりをもった大きめサイズがおすすめ。

出し入れもしやすいですし、プリントの端っこが折れてぐしゃぐしゃという事態を防ぐこともできます。
③ ファイルは透明・半透明
ファイルは、できれば透明、もしくは半透明がおすすめ。
パッと見て、中身に何が入っているかわかるほうが管理をするのに楽です。

たしかに、パッと見てわかる色分けしたタグがあると、なお便利ですね
使い方の基本ルール
ファイルを使うときの基本ルールは、
1教科、1ファイル
です。
その教科にまつわる教科書、ノート、プリントなどはすべて1つのファイルに入れるようにします。
たとえば社会だったとしても、高校になると「日本史」と「世界史」に分かれますよね。こういう場合は、「日本史」と「世界史」は別々に扱い、それぞれのファイルを用意します。
さすがに英語の辞書のような超分厚いものは例外として、それ以外の資料類はすべてまるっとファイルに入れるように徹底するのがポイントです。
学校に行くときは、かさばりはしますがファイルごと持ち運ぶようにし、家で時間割を揃えるときはファイルを入れ替えるだけにします。
また、家で勉強するときは、同時にいろいろな教科を広げるのではなく、1教科ごとに片付けするのを心がけることで、ファイルの混同やプリント類の紛失を防げます。

まとめ
子どもの忘れ物というのは、親として本当に悩ましいですよね。
超整理整頓が苦手な我が家の子どもたちですが、この‟ファスナー付きファイル”を使った教科書の管理方法を取り入れるようになってからというもの、忘れ物や朝の慌ただしさがだいぶ減り、だいぶ助かっています。
この記事が同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。