
「たまには家族でたこ焼きパーティーでも…」
そう思っても、いざやってみると意外と面倒だったり、うまく焼けなかったりしますよね。
実は私も、長年電気式たこ焼き器を使ってきましたが、どうにも満足できずに悩んでいました。
そんな中で出会ったのが、Iwataniのカセットガス式たこ焼き器「炎たこ」です。
使ってみると、「もっと早く知っていれば…!」と思うほどの使い勝手と仕上がり。
電気式とはひと味違う、直火ならではの香ばしい焼き上がりに感動して、すっかりファンになってしまいました。
今回は、そんな炎たこの魅力を、実際に使ってよかったポイントを中心に、わかりやすくご紹介していきます。
この記事のもくじ
カセットガスたこ焼器 「炎たこ」とは?
炎たこは、カセットコンロやカセットガスで有名なIwatani(岩谷産業株式会社)から販売されているたこ焼き器です。
さすがカセットコンロをつくっているIwataniというだけあって、炎たこはカセットガスを使用するので、おうちでも直火の本格的たこ焼きが楽しめるという優れもの。
電気式のたこ焼き器はたくさんのメーカーから出回っていますが、カセットガス式はIwataniの炎たこが一強となっており、他の追随を許しません。
炎たこのココがすごい!その理由とは?
わたしはたこ焼きが好きで、学生時代に一人暮らしを始めてから、電気式たこ焼き器を長年使ってきたのですが、これが案外、大変だったんですよね。
というのも、電気式たこ焼き器には結構な弱点があるからです。
- 火力が弱くて、なかなか焼けない
- カリッと仕上げるのが難しい
- 場所によって焼きムラができる
- 使用劣化が激しく、使うたびにパワーが落ちる
- 電気コードが煩わしい
この電気式たこ焼き器の弱点をすべて克服したといっても過言ではないのが、まさにIwataniの炎たこ。
何台もの電気式たこ焼き器と格闘してきた身としては、革命です。


さて、電気式たこ焼き器に奮闘してきたわたしが、炎たこを愛してやまない理由は、全部で6つあります。
それは、
- 焼き上がりが早い!パーティーがスムーズに
- 外カリッ、中トロッ!プロ顔負けの仕上がり
- 均一な大きさのたこ焼きが誰でも作れる!
- 一度に20個焼けて、家族みんな大満足!
- プレートが外せて丸洗いOK!衛生的でお手入れ簡単
- 電源いらず!どこでも使えてアウトドアにも最適
です。
それぞれの理由について、詳しくお話していきますね。
① 焼き上がりが早い!パーティーがスムーズに
電気式たこ焼き器は、パワーがとにかく弱いのが難点。
プレートが温まるのにも時間がかかるし、焼きはじめても火力が弱いので、なかなか焼けない。
ひどいときだと、1ターンつくるのに30分くらいかかったりと、時間がとにかくかかる。
大人だけだったらビールでも飲みながらゆっくり待てばいいのですが、子どもがいたりすると、「まだ焼けないの~」なんて言いだし、文句タラタラで楽しいたこ焼きパーティーも台無しです。
それに対し、炎たこはパワーが違う。さすがの炎、直火焼き。焼きはじめてから5~10分くらいでカリッと本格的なたこ焼きができちゃいます。
次々と焼け、待ちくたびれたりせずに食べられるのは、食べ盛りの子どもがいる家庭にはありがたいですね。

② 外カリッ、中トロッ!プロ顔負けの仕上がり
炎たこのなにが素晴らしいかといえば、やはりその仕上がり。はじめて炎たこを使ったときは驚きましたね。
外はカリッと、中はトロリのたこ焼きがこんなに簡単にできるなんて!
電気式のときは、油をたっぷり使って揚げ焼き風にしてみたりと、カリッとさせる工夫が必要だったのですが、炎たこを使えばそんな努力もいらないのです。
炎タコのプレートはアルミダイカストで、しっかりとした厚みが特徴。蓄熱性が抜群なので、生地を流し込んだときに温度が下がりにくく、焼き時間が短く、表面はカリッと仕上がります。
油をたっぷり使わなくてもカリッと焼きあがるので、健康にもいいですし、お財布にもやさしいです。

③ 均一な大きさのたこ焼きが誰でも作れる!
噂によるとたこ焼きを毎週のように食べるという関西地方の方ならいざ知らず、月に1回も食べないようなたこ焼き素人が苦戦するのが、たこ焼きをひっくり返すときの作業ですよね。
1つの穴の周りの生地を寄せ集めてこなくてはいけないのですが、均等にするのが難しいので、大きいたこ焼きや小さいたこ焼きができてしまうのが悩みどころです。
でも、炎たこならそんな心配はご無用!

切り溝と呼ばれるガイドラインがプレートに入っているので、これに沿って竹串で区切っていけば、同じ大きさのきれいなたこ焼きを作れるのです。
しかも、プレートはフッ素加工されているので、くるっと回すのも難しくありません。
特別な技術も必要なく、だれでも簡単にお店のようなたこ焼きを作れるのは嬉しいですよね。

④ 一度に20個焼けて、家族みんな大満足!
炎たこのプレートは、全部で20穴。これだけの数が一度に焼ければ、家族で食べても大丈夫。

しかも焼き時間が短いので、たこ焼きをプレートからお皿に移し替え、食べている間も焼けば、ほとんど待ち時間なしに次々と食べられるので、家族みんな大満足です。

⑤ プレートが外せて丸洗いOK!衛生的でお手入れ簡単
以前使っていた電気式たこ焼き器で、一番困ったのがプレートが外れないタイプのもの。
電気製品なので丸洗いするわけにもいかず、きれいに拭き取るくらいしかできなくて、衛生的に不安がありました。
その点、炎たこはプレートが外せて、丸洗いができるのでお手入れ簡単で、衛生的。
プレートはフッ素加工がされているので、ほとんど汚れがこびりつかず、スポンジと洗剤だけでするりと汚れが落ちます。
本体のほうも濡れた布巾で拭けばあっという間にきれいになるので、いつでも気持ちよく使えます。
また、使い終わった後は、付属のベルトで固定して箱に入れるだけなので、片付けも楽ちんです。



⑥ 電源いらず!どこでも使えてアウトドアにも最適
電気式たこ焼き器をつかっていて地味に煩わしかったのが、電源問題。
たこ焼き器の電気コードって短いものが多く、延長コードを使わないとコンセントに届かないパターンがほとんどで、コード類が食卓でごちゃついて、非常に煩わしかったんですよね。
ですが、炎たこはガスボンベ式なので、電源問題は一切なし。コードでごちゃつかず、すっきりとした環境でたこ焼きを食べられます。

ガスボンベはマグネット式で固定するため、力もいらず、誰でも簡単にセットできます。
ガスボンベの凹み部分を炎たこに合わせ、グッと差し込むだけで完了です。

少しガスボンベがはみ出ていますが、電気式と比べるとスッキリ感が素晴らしい。
たこ焼きをするとき、たこ焼きの具材、取り皿、マヨネーズにソース、青のりと、何かと食卓がごちゃつくので、電気コードがないのは本当にありがたいのです。
また、わが家ではやったことはないのですが、電源が必要ないので、アウトドアグッズとしても活躍しそうですよね。
実際に、キャンプを楽しんでいるご家族のブログでも炎たこが紹介されていました。
炎たこ本体とガスボンベさえあればどこでも使えるので、キャンプ場や河原でたこ焼きとかも楽しそうだなと思います。

2代目「スーパー炎たこ」と3代目「炎たこⅡ」の違いは?
先ほどからずっと「炎たこ」を連呼していますが、実は炎たこはモデルチェンジがされているのです。
わが家にあるのは、2016年に発売開始された2代目「スーパー炎たこ」。
そして、現時点で最新なのは、2021年に発売された3代目の「炎たこⅡ」です。
2代目「スーパー炎たこ」と3代目の「炎たこⅡ」の違いが気になる人も多いかと思うのですが、変わったのは
- 付属品:竹串が追加
- 本体カラー:ブロンズ&ブラック → マットブラック
の2点のみ。つまり、性能としては変わっていません!
3代目の「炎たこⅡ」が発売されたばかりのころは、2代目「スーパー炎たこ」が安く買えたので、見た目にこだわらない場合は2代目がお得だったのですが、2025年現在はセール等を利用すれば、むしろ3代目のほうが安い場合も…。
性能としては変わらないので、見た目のお好みに合わせて買うのがよさそうです。

まとめ
たこ焼き器といえば、電気式が主流と思いがちですが、Iwataniの「炎たこ」はそれを大きく覆してくれる一台でした。
直火の強火力で仕上がりは本格的、それでいて使いやすく、お手入れも簡単。
何より、「家でたこ焼きを焼く時間」がもっと楽しく、豊かなものになりました。
子どもや孫と囲む食卓、夫婦での晩酌、気の合う友人とのホームパーティー…。そんな日常のひとコマに、「炎たこ」はきっといいスパイスになるはずです。
たこ焼き器を選ぶなら、ぜひ一度手に取ってみてください。“家で焼くたこ焼き”のイメージが、きっと変わりますよ!