
土なんてどれも一緒でしょ? そう思っているそこのあなた、それは甘いです!
土によって、野菜や花の出来は大きく変わります。手間暇をかけて育てるならば、野菜やお花にすくすくと育ってほしいですよね。
でもいざ土を選ぶとなると、どんなものを選べばいいのか結構悩むもの。
そんなあなたにおすすめなのが、カネアの「金の土」。土いじり歴10年以上のわたしですが、品質のよさに惹かれてリピート買いをしている土です。
今回の記事では、このカネアの金の土のおすすめポイントについて紹介したいと思います。
この記事のもくじ
カネアとは?
カネアは香川県高松市にある、園芸用土・培養土・腐葉土の製造・販売メーカーです。
土職人の方たちによってつくられるこだわりの土にはファンも多く、一般の園芸愛好家はもちろんのこと、プロからも支持されています。
もちろん、わたしのそのなかの一人。カネアの土に出会うまではホームセンターで土を買っていましたが、カネアを知ってからはもうほかの土は使えません。使いません。カネア一択です。
カネアの金の土のおすすめポイント

では、そんなわたしが考えるカネアの金の土のおすすめポイントについてお話していきます。
おすすめポイントは、
- 圧倒的な品質のよさ
- 使いやすくて、手間らいらず
- 検査済みで安心・安全
- 自宅までラクラク配送
です。
おすすめポイント① 圧倒的な品質のよさ
わたしがカネアの金の土をはじめて使ったときにまず驚いたのは、そのフワフワ感。
「土がフワフワって大袈裟でしょ」と思うかもしれませんが、本当にフワフワでまるで綿のようなんです。
ホームセンターで売っている土と比べると、その差は一目瞭然。ホームセンターの土はベタッとしているのに対して、カネアの金の土はしっとりフワフワで触っていても気持ちがいいです。
このフワフワ感の秘密は、土職人さんのこだわりの配合によりなせる業だそう。
日向ボラ軽石、 白パミス軽石、薩摩土、真砂土、植物性醗酵バーク堆肥、 ピートモスなどなど、全部で15種類の原材料が配合されています。
この絶妙なバランスのおかげで水はけがよく、植物は伸び伸びすくすくと成長することができるのです。
わたしが金の土で初めて使ったときは、野菜たちの育ちがビックリするほどよくて、自分の腕前が上がったんじゃないかと一瞬錯覚しそうになりました。(笑)

この写真は、2年目の金の土を使って育てたリーフレタスです。新品1年目の土と比べると育ちは劣るものの、土に力があるのでまだまだ野菜が元気に育ちます。

おすすめポイント② 使いやすくて、手間らいらず
カネアの金の土は、ほとんどの植物の成育に適した土なので、基本的に調整をする必要がありません。
ですから、野菜づくり初心者さんにはピッタリなんです!綿のような柔らかな手触りと軽さなので扱いやすく、プランターでの野菜栽培にも最適です。
しかも嬉しいことに培養土独特のイヤな臭いもないので、集合住宅にお住まいの方でもご近所に迷惑をかけることなく使えます。
また、植物の育てはじめた初期には肥料が必要なく、種蒔きから開花まで基本的に植え替えは必要ありません。種まき・苗植えから収穫まで安心して金の土で育て続けることができます。

おすすめポイント③ 検査済みで安心・安全
野菜をせっかく育てるなら、安心・安全なものを育てたいですよね?
そんな声にも答えてくれるのが、カネアの金の土です。
カネアの金の土は、土一筋の職人によって天然の有機素材のみで製造された、環境にやさしい土です。ですから、こだわるのであれば有機肥料を使うことで、完全な有機栽培を手軽に行うこともできます。
ちなみに、土に使われている材料の原産地はこんな感じです。
- 日向ボラ軽石 : 宮崎県産
- 白パミス軽石 : 鹿児島県産
- 薩摩土 : 鹿児島県産
- 真砂土 : 香川県産
- 植物性醗酵バーク堆肥 : 岡山県産
- ピートモス : カナダ産
- ココナッツピート : スリランカ産
- バーミキューライト : 福岡県産
- 真珠岩パーライト : 山口県産
- 黒曜石パーライト : 北海道・奥尻島産
- ゼオライト : 鳥取県産
- 木炭 : 島根県産
- 竹炭 : 香川県産
- 黒土焼き土 : 宮崎県産
- 天然カキ殻ミネラル : 広島県産
このように原材料と産地を明確にしてもらえると、使う側としては安心することができますよね。
また、カネアは東日本大震災の影響による放射能問題に一早く取り組み、現在でも継続しています。
先ほどの原材料をよく見ていただけるとわかるのですが、これらの産地は放射能汚染の影響の少ない四国地方・中国地方・九州地方となっています。
さらにカネアでは仕入れ時にすべての土の放射線量を計測し、出荷時にも計測しているだけではなく、放射性セシウム濃度の検査も県の機関にて行っています。
カネアの金の土は、安心・安全が気になるわたし達に配慮がされているのです。

おすすめポイント④ 自宅までラクラク配送
カネアの金の土自体の素晴らしさはもちろんですが、わたしが個人的にポイントが高いなと思っているのは自宅まで配送してもらえること。
いやね、土を買うのって大変なんですよ。
1袋買う程度だったらいいんですが、プランター数を増やそうとするとそれなりに培養土もたくさん必要で、これがまた重労働なんです。
ホームセンターに行って、培養土の袋を担いでカートに載せて、レジでお金を払ったら車に載せかえて、家に帰ってきたらまた車から降ろして保管場所に運ぶ…と、何回土を載せたり降ろしたりしなくてはいけないねん!って感じなんですよね。
そうこうしているうちに手や服も汚れたりして、土を買うという単純なミッションだけで疲れてしまいます。
ですが、カネアの土はスマホをポチっとするだけで、なんとおうちまで配送してくれちゃいます。しかも、品質は苦労して買うホームセンターの土より断然上なんですからありがたいことこの上なしです。
戸建ての方であれば、場所指定をすれば玄関先だけではなく、車庫や倉庫まで運んでもらうこともできます。いつも重い土を運んでくださる配送の方々には感謝、感謝しかありません。

1年間保管していたものなので見た目が汚れてしまっていて恐縮ですが、まとめ買いをするとこんな感じで届けてもらえますよ。
金の土の気になる点
品質に申し分のないカネアの金の土ですが、
- 値段がやや高め
- フワフワゆえに嵩が減る
の2点がわたし的に気になる点という感じでしょうか。
まずお値段に関してですが、ホームセンターで確認してもらうとわかるのですが、培養土の値段はピンキリです。激安大容量の培養土と比べるとカネアの金の土は2~3倍くらいしますが、そこそこの製品と比べるとちょっと割高かなという感じです。
これを高いと感じるかどうかはあなた次第ですが、これだけのこだわりの土であることを考えると妥当な線かなとわたしは思っているので、カネアの金の土を買い続けています。
もう1つの「フワフワゆえに嵩が減る」は、気になるというよりは注意点という感じですかね。
金の土は驚異のフワフワゆえに、水やりを続けているとだんだんと嵩が減ってきてしまいます。
ですから、わたしの場合はそれも見越して市販の土を使っていたときよりも土の量を多めにプランターに入れてから、種まきや苗植えをします。
はじめて金の土を使ったときはそれがわかっていなかったので、「あれ、土が減っちゃった!」と慌てて上から追い土をしました。
それ以降は、プランターのギリギリまで土を入れるようにしています。(この方法はあくまでも一アマチュアの経験に基づくやり方なので、正解かどうかはわかりません)
これを踏まえて、金の土を注文するときは、プランターの容量から計算した必要量よりも多めに注文するようにしています。
まとめ
今回の記事では、プランターでの野菜づくりを楽しんでいるわたしが愛用しているカネアの金の土についておすすめポイントと気になるポイントについてお話してきました。
わたしはホームセンターで土を買ったり試行錯誤してきましたが、カネアの金の土を知ってからはカネア一筋でずっと使い続けています。
土は野菜づくりにおいてとくに重要ですから、どれを選んだらよいのか迷うことが多いと思いますが、この記事がお役に立てれば幸いです。
カネアのサイトでは、製品の説明・使い方やお客さんからの質問に対する回答なども載っているので、一度見てみてくださいね。

また、別記事の「小さなスペースで大きな楽しみ!プランターを使った野菜栽培のススメ」ではプランター栽培の魅力について、「プランターで野菜づくりを始めるために欠かせない道具たち」ではプランター栽培に必要な道具類についてお話しています。
よろしければ、こちらもご覧くださいね!
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