※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

バレットジャーナルを自分らしく!5年使ったわたし流のアレンジ術

バレットジャーナルを知っていますか?


バレットジャーナルは、シンプルで効率的なノート術として、最近では多くの人に人気があります。


わたしも2020年から使い始めて、今では生活のなかで欠かせないツールのひとつになっています。


でも、最初から今のスタイルを続けてきたわけではありません。


というのも、バレットジャーナルには基本のルールがあるんですが、わたしにはそのままだとちょっと合わなかったんですよね。


そこで、もっと自分の生活に合うようにアレンジしたくなって、少しずつカスタマイズしてきました。


結果、最初の形からはだいぶ変わってしまったんですが、今では「これが一番しっくりくる!」と思える使い方を見つけました。



この記事では、そんなわたし流のバレットジャーナルの使い方を紹介したいと思います。


「バレットジャーナルって難しそう…」「私にも続けられるかな?」と思っている方にも、「こんな自由な使い方もありなんだ!」と感じてもらえたら嬉しいです。

前提

わたしは、ときどきパートに出るくらいのほぼ専業主婦です。


毎日はルーティンワークでできていて、時間単位のスケジュールに追われるということはほとんどありません。


また、バレットジャーナルを外に持ち出すことは基本的にはなく、家に置きっぱなしで使っています。

使っている文房具

バレットジャーナルでは、ノートに書くことが推奨されていますが、わたしは使っていません。


どうしてかというと、こんな理由があるからです。

  • 1つのテーマ内容がノートのあちこちに分散するのがイヤ

  • 書くのに失敗したら、その部分(もしくは丸ごと)を捨てたくなる

  • 後から見直していらない部分は捨てたい



自分でもわかってるんですが、変なところに完璧主義なんです…。


学生のころ、きれいなノート作りにこだわって、かなり効率悪いことしてたのも懐かしい思い出。。。


歳をとったせいか、字を間違えようが、汚かろうが気にならなくなっているんですが、それでも「きれいなノートをつくりたい病」がまたぶり返すかはわからず、それが原因でバレットジャーナルをイヤになったり、諦めるのはもったいないじゃないですか。


そんなわたしが採用しているのは、「バインダー+ルーズリーフ」のスタイル。


バレットジャーナルを始めたときからずっとこのスタイルで、同じバインダーを使い続けています。


無印良品 『バインダー A5・20穴・ダークグレー』

わたしが使っているバインダーは、無印良品のものです。


サイズは、A5サイズでスマホと比べるとこんな感じ。



バインダーといい、スマホケースといい、ボロボロでお見苦しくて申し訳ないんですが、サイズ感は伝わるかと。


丈夫なので、5年間使ってもまだまだ現役です。


一般的にビジネスマンが持ち歩いている手帳と比べると大きめで、バインダーの背表紙も2cmほどの幅があってそれなりにかさばるので、持ち歩きには正直、不向きです。


無印良品 『植林木ペーパー裏うつりしにくいルーズリーフ A5・5㎜方眼・20穴・100枚』

バインダーに合わせるルーズリーフは、同じく無印のもの。


バレットジャーナルは箇条書きするのが特徴で、書き出す項目の先頭に記号をつけたり、線を引いたりすることも多いので、方眼スタイルの紙だとラクに記入することができるのでおすすめです


消耗品なので手軽に入手したいのですが、最近では無印良品の店舗だけではなく、ローソンでも買えるところが出てきて、助かってます。

ZEBRA 『SARASACLIP 黒 0.7』

書くものは本当にお好みでいいと思うんですが、わたしは黒一色が原則。


ペンをいっぱい使って、カラフルですてきなバレットジャーナルを作っている方を尊敬してはいるんですが、自分にはとてもムリ。なので、そこはもう割り切って、モノクロ攻めです。


愛用しているSARASACLIPは、書き心地がとってもなめらか。


バレットジャーナルを書くとき、がーっとペンを走らせることもあるので、紙との摩擦がなくスルスル書くことができるこのペンは本当にわたし好みです。


0.7という太さはやや太めかもしれないですが、これも好みの問題ですね。


わたしの場合、ペンの太さが細くなると、ちょっとギチギチした書き心地に感じるので、マイベストは0.7で落ち着いてます。



ZEBRA 『MILDLINER マイルドグレー』

基本はボールペンのみですが、ちょっとしたアクセントをつけたいときや忘れてはいけないもののときに登場するのが、このMILDLINER。


やはり、こちらも色はグレーが一番のお気に入り。


MILDLINERシリーズは蛍光ペンなのに目に優しく、ちょっとオシャレ感があって、いいですね。


せり
私が使っているのは、無印良品とZEBRAだけだったんですね

この記事を書くまで気づきませんでした!



「バインダー+ルーズリーフ」のメリット・デメリット

わたしがこよなく愛する「バインダー+ルーズリーフ」スタイルですが、邪道なので、そのメリットとデメリットをお話したいと思います。

「バインダー+ルーズリーフ」のメリット

入れ替えができる

「バインダー+ルーズリーフ」で最大の魅力はなんといっても、中身の入れ替えが自由ということ。


これに尽きます。


普通のバレットジャーナルだと、先頭から思いつくまま、日時順に書いていくので、1つのテーマについて後から思いついたものは離れたページにかかなくてはいけません。


そうならないようにページ数を余分にとっておくこともできるんですが、もし使わなかったらそのページはムダになってしまうし、とっておいた分でも不足することもありえますよね。



その点、「バインダー+ルーズリーフ」では順番をいくらでも入れ替えることができるので、後から書いたものを前のところに移動することができます。


わたしは後からいろいろ思いついたりすることも多いのですが、同じ話題のものがあちこちに分散されて書かれるのは何だか気持ち悪くてイヤなんです。


案外、こういう人って多いと思うんですが、どうでしょう?

順番が入れ替えられるので、コレクション(特定の話題についての情報)でもなんでも思いつくまま書き出して、後から整理整頓するのもラクラク


ページをあっちを見たり、こっちを見たりという手間も、順番がちぐはぐな気持ち悪さも回避できます。

いらないページを捨てられる

また、「バインダー+ルーズリーフ」スタイルでは、不要になったページは捨てることもできます。


たとえば、思い付きで書いた日記的なものがあったとしますよね。こういうものって、後から見直したら死ぬほど恥ずかしいってあるじゃないですか?


それをどうにかしたいと思ったら、ノートの場合は全部まるっと捨てなくてはいけません


ほかのページは捨てたくないと思っても、一部のために処分しなくてはいけないとツラいですよね。



でも、「バインダー+ルーズリーフ」なら一部のページを捨てることができるんです。


恥ずかしい心のうちだけではなく、買い物用に書いたメモとか、忘れないためにバレットジャーナルに書いたものの後からは絶対にいらないページってあるものです。


それも思い出としてとっておくのもいいですが、不要なものは捨てたい派なので捨てられるメリットは大きいですね。

「バインダー+ルーズリーフ」のデメリット

持ち運びしづらい

学生がよく使うサイズよりも一回り小さいサイズのバインダーを使っていますが、それなりにかさばっているのは否めません。


ノートと比べると、「バインダー+ルーズリーフ」は圧倒的にかさばります


わたしはバレットジャーナルを家に置きっぱなしにしているのでとくに困りませんが、持ち運びが必須なビジネスパーソンにはちょっとツラいと思います。

5年目のわたしのバレットジャーナル

バレットジャーナルをはじめたときから「バインダー+ルーズリーフ」スタイルを続けていますが、それ以外のところではいろいろと試行錯誤してきました。


その変遷はつぎのとおりです。

最初からやらなかったこと

インデックス(もくじ)をつくる

やらなかった理由

  • ページ数を書き込むのが面倒くさい

  • ページの入れ替えができなくなる


対策

  • ふせんでタグをつくる



やめたこと

フューチャーログをつくる

やめた理由

  • つくるのが大変だった

  • つくる手間のわりに活用できなかった


対策

  • マンスリーをまとめて作り、フューチャーログのように使う



カレンダー式マンスリーをつくる

やめた理由

  • つくるのが大変だった

  • スペースが小さく、書き込みづらかった


対策

  • 日時が決まっているスケジュールは、Googleカレンダーを活用する

  • 日時が決まっていない予定やタスクは、マンスリーに記入する



デイリーログをつくる

やめた理由

  • 忙しいと、記入したり確認するヒマがなかった

  • 予定がない日はルーティンワークしかないので、書く意味がなかった


対策

  • 日時が決まっているスケジュールは、Googleカレンダーを活用する

  • 日時が決まっていない予定やタスクは、マンスリーに記入する



KEYを使いわける

やめた理由

  • 使いわけする意味がとくになかった

  • どれがどのKEYなのかを思い出す時間がかえって無駄な気がした


対策

  • 予定・タスクのKEYは、□だけにする

  • コレクションのKEYは、・か□にする


KEYのなかのアレンジ
  • 予定・タスクが進行中(手をつけている)ときは、□の左斜め上部分を塗りつぶす

  • 予定・タスクが完了したら、□の右斜め下部分を塗りつぶす

  • 予定・タスクが不要になったときは□内に×をつける


新年(新年度)に準備するもの

5年目にわたしが新年に向けて準備したのは、次の4つだけです。

  • 12か月分のマンスリーをつくる

  • おこづかい帳をつくる

  • ドラマ帳をつくる

  • 読書帳をつくる



フューチャーログを書いていたときは新年の準備をするのに1時間以上かかっていましたが、今では15分でできます。


12か月分のマンスリーは、表にただ1月、2月と12枚の紙に書くだけ。裏は白紙です。


おこづかい帳は、表におこづかい帳と書いて、裏は上のほうに線を引いて、購入した日付、購入したもの、購入場所、金額と記入して終わりです。


ドラマ帳も似たようなつくりです。


読書帳は、以前は感想なども記録していましたが次第に面倒くさくなって、今は図書館で本を借りたときにもらうレシートを貼るのが主です。


なので、読書帳は表に読書帳と書いておしまいです。



基本的には、この4つがベースとなり、あとはコレクション(特定の話題についての情報)の集まりというのが5年目のバレットジャーナルです。


はこべ
省エネ化がハンパじゃないのだ!


実際の様子

バインダーのなかは、こんな感じです。


色気も素っ気もございません。もう地味です。


2月と書いてある文字の後ろに、うっすらと字が透けているのが見えるかもしれませんが、あれが2月分の予定やタスクです。


残りの月の用紙は、2月の紙の後ろにあります。



気づいた人もいるかもしれませんが、左側のページは白紙ですが、これはあえてです。


というのも、ページの入れ替えを前提にしているので、1枚の紙に1つの内容(もちろん増えてもOKですが)になるように書いています。


なので、裏面が白紙になっても気にせず、別の内容を書かずにそのままにしてあります。




さらによく見てもらうと、上のほうに、ふせんがたくさんがあるのが見えますでしょうか?


コレクション(特定の話題についての情報)がわかりやすいようにふせんでタグをつくって、インデックス(もくじ)の代わりしています。


ごちゃごちゃしてて見づらいと思うかもしれませんが、まったくその通りで否定しようもございません。


ページに番号を振ってインデックス(もくじ)で管理しようとすると、「バインダー+ルーズリーフ」スタイルのメリットであるページの入れ替えができなくなってしまいますし、なによりも面倒くさいのはイヤなので、これでとりあえず満足してます。



今のところ、ファイルがいっぱい、もしくは年末になったら、ルーズリーフをバインダーから取り出し、紙製の綴り紐で簡易的にまとめ、封筒にしまっています。


これをどうするかは今後の課題です。

まとめ

ネットや書籍で目にするバレットジャーナルは、どれもオシャレで素敵なものばかりですよね。


そんな華やかなノートを見ると、つい「自分にはこんな風にできないから…」と諦めたくなってしまう気持ち、すごくわかります。


でも、実はそんなことは全然気にしなくていいんです。



今回の記事では、バレットジャーナル歴5年のわたしが、実際にどんなふうに使っているのか、正直な実態をお話ししてきました。


バレットジャーナルの本当の目的は、オシャレなノートを作ることではなくて、自分の生活をもっとラクに、効率的にするために活用すること。


だから、どんなにシンプルで地味なものでも、自分に合った使い方ができれば、それこそが一番の成功なんですよね。


キラキラした見た目にこだわる必要は全くありません。


大切なのは、自分が使いやすいと感じる方法で続けられること


誰かに見せるためのものでもなく、ましてや完璧である必要もありません。


自分のために、自分の生活をもっと便利にするために、バレットジャーナルを取り入れてみませんか?


「バレットジャーナルに挑戦したいけど、ステキなノート作りは自分にはムリ…」と思っている方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。



関連記事

おすすめの記事