
最近、「ソロ活」が注目を集めていますよね。
ひとり時間を楽しむライフスタイルとして、少しずつ広まりつつあるこのソロ活。
興味はあるけれど、「実際にどんなことができるの?」「みんなはどんなふうに楽しんでいるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、わたし自身が実際に楽しんでいるお気に入りのソロ活を、「家の中」編と「家の外」編に分けてご紹介したいと思います。
この記事のもくじ
家の中編
読書
ソロ活の超代表といえば、やはり読書ではないでしょうか。
本を開けば、そこはもう別の世界。家事に育児に仕事と慌ただしい日々を送っていたとしても、本のなかでは別の時間が流れていて、束の間であっても現実とは違う世界を楽しめます。
小説やエッセイなどは、ほかの人の人生を追体験しているような楽しさがあって、リフレッシュするのにおすすめです。
読書は手軽でありながら、学びが大きいのも〇。
自分が興味のある分野、たとえばお金や子育てなどの本を読めば、実生活にも役立ちますし、費用対効果でいえば、これほどコスパのいい趣味はほかにないかもしれません。

図書館なら、ちょっと興味のある本でも気軽に読めますし、本がどんどん増える心配もないのがいいですよね
ドラマ・映画の鑑賞
わたしが10年近くハマっているのが、韓国ドラマ鑑賞。
若かりしころはドラマなんてほとんど興味がなかったのに、偶然テレビで見かけた韓国ドラマをきっかけにすっかりはまってしまい、未だに継続中です。
見たいドラマの配信状況に合わせて、動画配信サービスを乗り換えつつ、お得に楽しんでいます。
映画館で映画を楽しむソロ活も人気がありますが、わたしは周りに人がいると落ち着かず、長時間座っているとトイレに行きたくなってしまう人間なので、マイペースにくつろぎながら見られるおうち鑑賞がわたしのスタイルです。

ただドラマを楽しんでいただけですが、思いがけない副産物ですね
ダンス(踊る)
ソロ活でよく推奨されるのが、ヨガやストレッチ。それもいいですが、わたしがおすすめしたいのは、おうちダンス!
ディスコもクラブも縁のないようなおばさんでも、大古の血が騒ぐのか、無性に踊りたいときがあるのです。
ダンスを外に習いに行くとなると、体育の成績が軒並み3だった身としてはちょっとハードルが高いのですが、家であればそんな心配はご無用。
YouTubeで配信されているダンス動画を見ながら真似をして踊るもよし、好きな音楽をかけて適当に踊るもよし。
自由気ままに体を動かせば、ちょっとの時間でも気分転換になります。

ブログを書く
今まさに読んでくださっているこのブログは、ソロ活の賜物。
ブログがソロ活というのはピンと来ないかもしれませんが、ブログというのは黙々と自分と向き合って文章を生み出すので、究極のソロ活なんです!
創作系のソロ活は好きなんですが、シンプルな暮らしを目指している身としては、材料がたくさん必要だったり、出来上がった制作物がかさばるような創作は、ちょっと腰が引けてしまいます。
その点、ブログはいくらハマったとしても、創作物はオンラインのデータでしかなく、モノが溢れる心配がないのが嬉しいところ。
まさに、シンプルに暮らしたい人にピッタリなソロ活なのです。
わたしはブログを書くようになってから、どこかぼんやりしがちだった頭のなかがスッキリした気がしますし、「何を書こうかな?」という楽しみもできたので、始めてよかったなと思っています。

クレヨン画を描く
絵画はソロ活の定番ですが、材料を揃えるのにお金がかかったり、すきま時間でやるには準備や片付けが大変だったりして、忙しい毎日を過ごすわたし達には難しい面もあります。
そんな人にもおすすめなのが、クレヨン画。
クレヨンというと、日本では子ども向けの画材だと思われていますが、大人も楽しめる立派な画材なんです。
クレヨンの魅力は、なんといっても色の重ね塗りやぼかし、混色などが簡単にできて、直観的に扱えること。
しかも、水彩や油絵のようなほかの画材に比べ、お値段もお手頃で、準備や片付けも簡単でお手軽なのも、少ない時間を使ってソロ活をする身にはありがたいですね。

新聞ちぎり絵をつくる
新聞ちぎり絵は高齢の方向けのイメージですが、実はとってもおもしろいんですよ。
最大のポイントは、新聞、画用紙、糊の3点さえあれば、とりあえず始められて、費用が圧倒的にかからないこと。
絵を描くとなると「自分には絵心なんて…」と思ってしまいますが、ちぎり絵の場合は紙を手でちぎって、ペタペタ貼っていくだけなので、絵を描くのはちょっと…という人でも楽しめます。
きれいに貼れなくても、それがまたいい味だったりするのも、ちぎり絵のいいところ。
季節を感じるような作品をつくって、ちょっとしたフレームに入れれば、インテリアにもなります。
わたしは動物をモチーフにしたちぎり絵が好きでつくっています。


家の外編
旅行
ソロ活でやはり外せないのは、なんといっても旅行です!
わたしは40代になってから一人旅にハマってしまい、旅行に行けるのを楽しみに日々を過ごしています。
一人旅をした経験がないと、「一人旅ってむずかしくない?」「一人で旅行してもつまらなさそう」と思うかもしれませんが、そんなことは全然ありません。
1人で外出をするときに、むずかしいとか寂しいとかそんなに感じることはないですよね?
旅行というと大げさに感じてしまいますが、一人旅は1人の外出の延長線上みたいなもので、多少準備は必要ですが、気負う必要はありません。
まだ一人旅をしたことがないという方は、近場の日帰り旅行からはじめて、慣れてきたら宿泊する国内旅行や海外旅行に挑戦してみてはどうでしょう?
散歩
お金もかからず、健康にもなれる最強のソロ活といえば、散歩です。節約界隈では、趣味の最高峰として挙げられていますよね。
ドイツの哲学者であるカントは、毎日決まった時間に散歩をして思索を巡らせていたそうですが、科学的にも散歩のすばらしさは証明されています。
たしかに、頭を使い過ぎて、なんだか疲れてしまったときでも、散歩をすると頭のなかがスッキリと冴えわたる気がします。
ジョギングに挫折してしまったわたしですが、散歩であれば花や緑を眺める余裕もあって季節の変化も味わえますし、体への負担も少ないので続けられています。
ただ歩くとなると退屈だったりもしますが、ソロ活として楽しむのであれば、のんびりと散歩をして、その後、カフェやレストランでゆったりと食事を楽しむみたいな、散歩と外食の両方を楽しむなんていうのもありですよね。

〇〇館巡り
わたしが一人でこそ楽しめると思っているのは、見学系のソロ活です。
美術館、博物館、動物園、水族館、植物園、ギャラリーと、社会をぐるっと見渡してみると見学できる施設はいっぱいあるものです。
ソロ活の魅力はなんといっても、誰にも気兼ねせずにマイペースで過ごせることですが、見学系のソロ活ではその本領を発揮できます。
たとえば、美術館でひたすら自分が気に入った絵だけを眺めてもいいし、何度も行ったり来たりしても誰にも迷惑をかける心配もなく、思う存分にマイペースに過ごしていいのです。
動物園や水族館は、家族連れやカップルが多いので、はじめてのソロ活だとちょっと気後れしてしまうかもしれませんが、案外、美術館や博物館は1人で見に来ている人も多いので、抵抗なく挑戦できると思います。

カラオケ
学生のころはカラオケはみんなで楽しむものでしたが、今ではもはや一人カラオケが普通のわたしです。
子どもがそこまでカラオケ好きではないので、家族みんなでカラオケというのもなく、忙しく過ごしている友人をわざわざ誘ってカラオケするなんていうのもなく、自ずと一人カラオケになってしまいました。
ですが、一人カラオケは案外悪くない。いや、むしろ、楽しい。
待ち時間もないし、古かろうと下手だろうと好きな曲を歌い放題。同じ曲を2度も3度も繰り返し歌ったりしても、一人カラオケなら嫌がられることもありません。
お値段的には一人だとちょっと割高だったりしますが、30分~1時間も歌えば満足できるので、そこまでお金もかかりません。
「手っ取り早くストレス発散したい!」と思ったら、やっぱり一人カラオケはサイコーなのです。

入浴施設に行く
日本人のリラックスといえば、やはりお風呂ではないでしょうか。温泉だったら最高ですが、街中にあるチェーン店の入浴施設に行くのでも十分に楽しいもの。
のんびりとお風呂につかると心も体も解放されて、とても気持ちがいいです。人と一緒に行くと、ペースを合わせたり、気を使ったりしますが、1人だと自分のペースで気ままに入れます。
朝からお風呂に入って、昼ご飯に好きなものを食べれば、はい、優勝! これだけで幸せ確定です。

プランター菜園
ソロ活なのかはわからないですが、ガーデニングも一人でやれば立派なソロ活でしょう。
畑仕事となるとソロ活としてのハードルは高すぎるので、わたしがおすすめしたいのはプランターを使ったガーデニング。スペースがあまりなくても、プランター1つから始められます。
いろとりどりのお花を育てるのもステキですが、野菜を育てれば収穫もできて一石二鳥なので、わたしは専ら、野菜を中心に育てています。
プランター菜園をすると、自然と四季の移り変わりを感じられるようになりますし、食卓に彩りも出るので楽しいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ソロ活とひとことで言っても、その楽しみ方は本当にさまざま。大切なのは、無理せず、自分のペースで「ひとり時間」を楽しむことだと思います。
今回ご紹介したソロ活が、あなたの新しい楽しみのヒントになれば嬉しいです。ぜひ、自分だけの心地よい時間を見つけてみてくださいね。