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【検証】洗濯槽のカビはハイターで落ちる?専用クリーナーと比べてみた!

洗濯物に黒いカス、ついていませんか? それ、もしかしたら洗濯槽のカビかもしれません。


こまめにお手入れしているつもりなのに、どうしてもカビは出てきてしまいます。


とくに悩ましいのが、洗濯槽クリーナーのコスト問題


「効果はあるけど、高い…でも使わないわけにもいかない…」そんなジレンマ、ありませんか?


そこで今回は、ある“代用品”を使ってみたらどうなるのか?
という実験をしてみました。


使い方や気になるあの成分の話、実際の作業の様子も含めてレポートします。


洗濯槽クリーナーは高すぎる

洗濯機の悩みといえば、カビですよね。海苔の端切れみたいな、黒いピロピロが洋服についているのを見ると、うんざりしてしまいます。


わが家では、

  • 洗い終わった洗濯物はすぐ干す
  • 洗濯機のフタは開けておく
  • フィルターのごみくずは毎日取り除く

と基本な対策はしっかりしています。


それでも、最低3か月に一回は洗濯槽クリーナーが必要なんです。


もしかしたら、カビが生えやすいのは、使っている洗剤が合成洗剤ではなく、液体石けんなのも影響しているのかも…? でも、健康を考えるとやっぱり石けんを使いたい。


なので、洗濯槽の掃除とともに暮らしていくのが宿命のようです。


ところが問題なのは、洗濯槽クリーナーのお値段。


わが家の洗濯機は日立製なので、「日立 洗濯槽クリーナー SK-1500」という専用クリーナーを使っているのですが、これがいいお値段するのです。


いえね、このクリーナー、効果は抜群なんです、本当に。これを使うと、洗濯槽がピカピカになって、洗濯槽の黒ずみや、ピロピロしたカビはすっかりなくなるんです。


でも、お値段が2000円前後。


わが家では、ギリギリまで粘っても、3か月に1回はやらないと洗濯物にカビがついてしまうんですが、そうすると洗濯槽クリーナー代だけで8000円。結構な出費です。


なので、黒カビが洗濯機に見えはじめても、クリーナー代が気になって、「もう少しイケる」と洗濯槽の洗浄を先延ばししたりしてしまうんです…。

「ハイター」でも洗濯槽の洗浄ができる!?

そこで、もう少しケチらなくてもできる洗濯槽の洗浄方法はないものかと探して見つけたのが、「ハイター」を使うやり方です。


これまで使ってきた「日立 洗濯槽クリーナー SK-1500」も同じ塩素系ですし、期待ができそうです。


ハイターとキッチンハイターは違う


洗濯槽の洗浄方法について調べていて、はじめて知ったのが、「ハイター」と「キッチンハイター」は違うということ。


単なるネーミングの問題かと思っていたのですが、どうやら成分に明確な違いがあるようです。

成分ハイターキッチンハイター
次亜塩素酸ナトリウム
水酸化ナトリウム
界面活性剤×○(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)



キッチンハイターには、界面活性剤としてアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムという成分が追加されているんですね。


アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムは、「ラウレス硫酸ナトリウム」とも呼ばれ、シャンプーやハンドソープなんかに使われています。


界面活性剤が入っているほうがキレイになりそうな気がしますが、発生した泡が洗濯槽以外のところに飛んで洗濯機を傷めてしまういう情報も…。


そこは無難なハイターを使うことにします。


「ハイター」を使って、洗濯槽洗浄の検証

Panasonicでは、“洗濯槽の黒カビ 予防と対策”として、市販の「衣類用の塩素系漂白剤」の使用を公式に勧めています。

引用:Panasonic



Panasonicのサイトによると、

水量50Lに対して、ハイター200mlを使用


が推奨されています。




わが家の洗濯機は、洗濯量が一番多いときの水量は62L。洗濯槽洗浄のときはそれよりも水量が多くなるので、今回はハイター300mlを使うことにしました。


手順は、「日立 洗濯槽クリーナー SK-1500」を使うときと同じようにやってみます。

手順① ハイターを量る

今回使うハイター300mlを計量カップで量ります。

ハイターは塩素系で危険なので、手袋をはめて作業すると安心ですね。



手順② 洗濯機のスイッチを入れる

洗濯機のスイッチを入れます。

このとき、洗濯機のなかに衣類等が入っていないか、確認するのを忘れずに!

手順③ 槽洗浄コースを選択

使っている洗濯機に“槽洗浄コース”がある場合には、これを選択します。

手順④ ハイターを洗濯槽に入れる

量ったハイターを洗濯槽に入れます。

わが家ではごみくず用のフィルターもきれいにしたいので、洗濯槽から外し、部品をばらした状態で洗濯機に入れておきます。


手順⑤ フタを閉めて、スタート!

洗濯機のフタを閉め、「スタート/一時停止」ボタンを押します。あとは、ただひたすら待つだけ。

わが家の洗濯機の場合は、約11時間かかります。


途中で洗濯機をのぞいてみると…



カビが浮き出てきてますね! これは期待できそうです。

「ハイター」で洗濯槽洗浄した結果は?

さて、ようやく洗濯機の洗浄が終わりました。結果が気になりますよね?



比較のために、まずは洗浄する前の状態の確認からです。

【洗浄前】


ごみくず用のフィルターを設置する場所なんですが、全体的にカビで黒ずんでいます…。



では、洗浄後の様子を見てみましょう。

【洗浄後】



全体的な黒ずみは取れていますね。

ただ、よく見てみると上のほうのへこんでいる部分にはまだ黒ずみが残っています。



検証の結果、

「ハイター」は一定の効果は見られるものの、「日立 洗濯槽クリーナー SK-1500」には敵わない

ということがわかりました。


結論:日常はハイター、特別なときは専用クリーナー!

実験の結果、「日立 洗濯槽クリーナー SK-1500」のすごさがよくわかりました。


でもですよ、ハイターは1500mlで約250円。今回は300ml使ったので、費用はたったの50円です。


片や、日立 洗濯槽クリーナー SK-1500は2000円ですから、当然といえば当然の結果かもしれません。


ハイターは純正品ほどの効果はないものの、途中段階でのカビの浮き具合を見ると効果はそれなりにあるのがわかります。


もしかしたら、限界まで耐え忍んで専用クリーナーを使うのではなく、ハイターで毎月槽洗浄するほうが安くて衛生的な気も…。


そして、梅雨前とか年末とかの特別な時期に専用クリーナーを奮発して使えば、カビの発生を気にせずに気持ちよくすごせそうです。


というわけで、

  • 月1回のハイター洗浄
  • 梅雨前や年末の特別時に専用クリーナーを使用

という作戦がアリな気がします。


この方法なら、カビのリスクも減らせて、コストも抑えられます。手間はちょっとかかりますが…。


洗濯機の寿命と清潔、そしてお金を守るために、賢く使い分けていきたいですね!



今回比べた商品

お値段はしますが、効果は本当に抜群! おすすめできる洗濯槽クリーナーです。



ロープライスなので費用を気にすることなく使えていいですね。

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