
福島県の定番お土産といえば「ままどおる」ですが、わが家でもっと人気があるのは「エキソンパイ」です。
今回は、そんなエキソンパイの魅力を、名前の由来やパッケージ、中身のご紹介とともにじっくり味わっていきます。
エキソンパイって?
エキソンパイは、ままどおるをつくっている福島県の老舗お菓子メーカー・三万石の商品です。ままどおるの陰に隠れていますが、実は発売以来のベストセラーなんです!
はじめて聞いたとき、耳慣れない言葉に「エキソンって何だろう?」と不思議に思ったものですが、エキソンというのはフランス語で盾という意味なんだそう。勉強になりますね。
では、さっそくエキソンパイを見ていきましょう。今回、子どもがお土産で買ってきてくれたエキソンパイは簡易包装の袋入りタイプで、5個入っています。ほかに、箱入りタイプもあります。
簡易包装タイプですが、渋めのグリーンが効いていて、ちょっとオシャレですね。


外袋からエキソンパイを取り出してみると、このような感じ。薄いクリーム色に、茶色がアクセントになった上品なデザインのパッケージです。

せっかくなのでエキソンパイをお皿に盛ってみると、ご覧のとおり。たしかに、ネーミングのとおり、四角い形が盾に見えなくもないような…。

香ばしく焼かれたパイの表面が艶々していて、見るからにおいしそう。ふっくらとした厚みもあって、実に素晴らしい。
いつもは袋からそのまま食べているのですが、こうしてお皿に盛ってあげると、グレードがさらにアップする感じでいいですね。せっかくなので、半分に切った写真もどうぞ。

何層にも重なったパイ生地のなかに、薄い小豆色の上品な色合いの餡が包まれていているのがよくわかりますね。
ままどおるの感想
エキソンパイの魅力は何といっても、餡の上品な甘さとパイ生地の絶妙なバランスのよさ。三万石の人気商品であるままどおると比べると、甘さは控えめに感じます。
パイ生地は、サクサクというよりはしっとりやわらか系の生地。フレッシュバターが使われているせいか、風味がよく、しつこくないやさしい甘さのあんこにベストマッチです!
わたしはいわゆる「和風パイ」と呼ばれるジャンルのお菓子が好きなのですが、なかでもエキソンパイを気に入っているのは、餡のなかにクルミが混ぜ込んであるから。
ちょっとした工夫なのですが、カリッとしたクルミが単調になりがちな食感のアクセントとなり、ほかの似たような和風パイとは一線を画しています。
ほかのメーカーの和風パイと比べると、賞味期限が製造日翌日より8日と短めなので、自宅用ではなく、よそ様へのお土産ならば、購入後はできるだけ早く渡すのがおすすめ。
ままどおると比べると、サイズ感も少し大きめでちょっとお値段も高めなので、バラマキ土産というよりはもう少しきちんとした印象のお土産やプレゼントになると思います。

エキソンパイの購入方法
エキソンパイは、福島県内外の店舗、もしくはインターネットで購入することができます。
店舗での購入
三万石の公式ホームページによると、直営店舗だけではなく、そのほかにも取り扱い販売店があります。
現在のところ、福島県、宮城県、新潟県、茨城県、栃木県、埼玉県、東京都に直営店舗や取り扱い販売店があるようです。
もし直接お店に行く予定がある場合は、ホームページをチェックしてくださいね。
▶ 三万石の店舗一覧
▶ 三万石の取り扱い販売店

もしかすると、公式サイトにはない場所でも手に入るかもしれないですね
インターネットでの購入
近くに直営店舗も取り扱い販売店もないという場合には、インターネットでの購入がおすすめ。三万石独自の公式オンラインストアのほかに、楽天にも「三万石 楽天市場店」があります。
この2店舗を比べてみると、商品価格自体は公式オンラインストアのほうが安いのですが、こちらは送料無料になるのは商品合計金額が10,800円(税込)以上というのに対し、「三万石 楽天市場店」では3,980円(税込)以上で送料無料となっており、ポイントも考えると楽天市場店のほうがお得ですね。

まとめ
エキソンパイはままどおるよりも知名度が低いですが、ままどおると一緒に是非とも買っていただきたい隠れおすすめお菓子です。
ちょっとだけリッチ感もあるので、自分へのちょっとしたおやつにはもちろん、お祝いやお礼の品とにもぴったりです。
福島県が生んだ銘菓・ままどおるとともにぜひ楽しんでくださいね!

わが家ではエキソンパイ人気が高いので、ままどおるよりもエキソンパイを多めに買ってきます