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もっちゅりん狂騒曲で踊った挙句に気が付いた、定番の強さ

最近ちょっと話題になっていたらしい、ミスタードーナツの新商品「もっちゅりん」。


正直なところ、自分だけならまず手を出さないタイプの“行列系スイーツ”です。


しかし今回は、子どもからの強い懇願により、半ば巻き込まれる形で参加することになりました。

開店前から始まる“もっちゅりん狂騒曲”

当日の朝は、すでに静かな戦いの始まりでした。


うちの近所のミスドはショッピングセンターに入っているタイプの店舗で、もっちゅりんを求める人と、普通に買い物をしたい人が入り乱れ、開店前から混乱の兆しがひしひしと感じられます。


子どもと2人で行列に並び、なんとか無事に整理券を入手したものの、整理券をよく見ると実際に買えるのは2時間後!


まさに、ちょっとした“もっちゅりん狂騒曲”です。


「ここまでして買うものなのか」という思いもありましたが、仕方がないので一度家に戻り、改めて出直すことにしました。


そして2時間後、再びミスタードーナツへ。


整理券制にもかかわらず店内は混雑していて、システムをよく理解していないお客さんがレジで説明を受け、少し残念そうにしている姿もありました。

うちの店舗での購入ルールと実際の動き

他の店舗は分かりませんが、今回利用した店舗では、開店と同時に整理券が1枚配布され、指定時間内に来れば各種類を1個ずつ購入できるシステムでした。


つまり、整理券1枚で「きなこ・みたらし・イチゴ」をそれぞれ1個ずつ買える形です。


せっかくなので「とりあえず全部買っておくか」という流れになり、結果として全種類を試すことになりました。

実際の味と食感について



ようやく手にした「もっちゅりん」。


箱から出した瞬間、夫がまず発した言葉は「ちっさ!」です。


たしかに、いつも食べている他のドーナツと比べると、ちょっと小ぶりなサイズ。


ですが、苦労して買った経緯もあり、少し特別な存在に見えてきます。


包丁で半分に切ったところ、もっちゅりんが若干潰れてしまいました。


キッチンバサミで切ったほうが良かったかもしれません。


ひと口食べてみると、印象的なのはやはり独特の食感です。


もっちゅりんというネーミングも納得の、もちもちという言葉だけでは足りない、少し弾力のある、不思議な口当たりです。


ドーナツというよりはもはやお餅です。


きなこ、みたらし、イチゴの3種類のうち、わたしが一番好きだったのはきなこ。


甘みはかなりありますが、3種類の中では一番控えめでした。


みたらしは、ツヤツヤのたれがたっぷり。


手で持つのもちょっと躊躇してしまうほどです。



ただ、たれは自分にはちょっと甘すぎました。


そして、最後はイチゴ。


人工的なイチゴスイーツがそもそも苦手なので公平な評価に欠けるのですが、中の空洞部分に入っているジャムの甘みが強すぎかなというのが個人的な見解です。


3種類とも、コーヒーを飲みながらだとちょうどいい甘さかもしれません。


家族で好みを投票したところ、きなこが2票、みたらしとイチゴがそれぞれ1票。


やはり評価は分かれる結果となりました。

浮かび上がる定番の存在の強さ

確かにもっちゅりんは、ドーナツとしてはこれまでにない特別な食感です。


ただ、正直なところ、あの行列に並んでまでまた食べたいかと言われるとかなり迷うところです。


行列、整理券、待ち時間。


それらすべてが“特別な体験”として演出されていて、それ自体がひとつのイベントになっている。


気づけば、ドーナツそのものよりも、その体験のほうに価値が乗っているように感じました。


そんな中で改めて思ったのが、普段何気なく選んでいる定番商品の強さでした。


個人的な好みでいえば、もっちゅりんを並んで買わずとも、いつでも買えるポン・デ・リングでいい。


いや、ポン・デ・リングのほうがむしろいい。


特別な演出はない。


でも、いつ食べても期待を大きく外さない安定感があります。


この“当たり前の安心感”こそが、実は一番価値のあるものなのかもしれません。

まとめ:狂騒のあとに残るもの

「もっちゅりん狂騒曲」に巻き込まれた今回の体験は、ちょっとしたイベント参加であり、思い出作りという側面が強かった気がします。


そしてその結末として残ったのは、「やはり定番は強い」というごくシンプルな結論でした。


たまにはこうした騒ぎに乗ってみるのも悪くありませんが、日常に戻ったときに選びたくなるのは、やはりいつもの味なのだと思います。


せり
子どもたちはご機嫌だったので、それが何よりですね

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