
先日、プランターで育てていたミニトマトが盗まれるという出来事がありました。
収穫を楽しみにしていた赤く色づいた実が、翌朝にはすっかりなくなっていた。
金額だけで考えれば小さな被害です。
でも、毎日水をやって育ててきた時間や、「そろそろ食べ頃かな」と楽しみにしていた気持ちまで考えると、ショックは意外と大きいものでした。
盗難被害を防ぐために、防犯カメラやセンサーライトを設置する方法もあります。
ただ、家庭菜園の野菜を守るためだけに、そこまで費用をかけるのは現実的ではないと感じます。
そこで今回は、家庭菜園を続けるために、お金をかけずにできる盗難対策について考えてみます。
食べ頃になる前に収穫する
ミニトマトの場合、一番狙われやすいのは当然ですが赤く熟した実です。
家庭菜園をしている人なら分かると思いますが、枝につけたまま完熟させたトマトのほうがおいしいです。
しかし、盗難リスクを考えるなら、
- 少し色づいた段階で収穫する
- 室内で追熟させる
という方法があります。
幸い、トマトは収穫後もある程度追熟します。
完熟まで待つのが一番おいしいのは分かっていますが、「少し早いかな」という段階で収穫するのも選択肢のひとつです。
まとめて収穫しようとしない
家庭菜園をしていると、つい「まとめて収穫したい」と思ってしまいます。
ミニトマトが1個、2個赤くなっただけでは、もう少し待ちたくなる。
「数日後にはもっと収穫できそうだから、その時にまとめて採ろう」
そんな気持ちになる人はわたしだけではないはず。
まとめて採ったほうがおかずの一品として役に立ちますからね。
でも、今回のようなことがあると、その考え方も少し変える必要があるのかもしれません。
赤くなった実を見つけたら、たとえ1つでもその都度収穫する。
一度にたくさん採る楽しみは減るかもしれませんが、その分、自分で育てた実を確実に味わうことができます。
ネットや袋を利用する
お金をかけないという条件なら、家にあるものを利用する方法もあります。
例えば、
- 使っていない洗濯ネット
- 園芸用ネットの再利用
- 不織布のカバー
などを使う手があります。
本来は鳥や虫対策のためのものですが、人間に対しても「簡単には取れない」という心理的な壁になります。
何もない状態より、一手間かかる状態の方が盗む側にとっては面倒です。
もちろん、本気で盗もうとする人を完全に防げるものではありません。
ただ、「簡単に手を伸ばして取れる状態」から変えるだけでも、心理的なハードルにはなります。
育てる側にも面倒なのは難点ですが、検討の価値はありそうです。
最終手段は栽培場所を変える
今回あらためて感じたのは、プランター栽培だからこそ取れる選択肢もあるということです。
地植えの家庭菜園では、一度場所を決めてしまうと簡単に移動することはできません。
でも、プランターなら状況に応じて置き場所を変えることができます。
もちろん、日当たりや風通し、水やりのしやすさなど、植物にとって良い環境を考える必要があります。
わが家の場合、今の場所はミニトマトを育てるために選んだ場所なので、簡単に変更できるわけではありません。
それでも、もし盗難被害が続くようであれば、来年以降は2階のベランダへ移すという選択肢もあります。
日当たりがよく、床がコンクリートなので、夏場は温度管理が難しくなりますし、1階から2階まで水やりに通う手間も増えます。
できれば避けたい方法ではあります。
ただ、「誰かに盗られるかもしれない」と気にしながら育て続けるより、安心して楽しめる環境へ変えるという考え方も必要なのかもしれません。
プランター栽培の良さは、育てる場所を自分で調整できるところにもあるのだと思います。
まとめ
家庭菜園の盗難対策は、どこまでやるかが難しいところです。
数百円の野菜のために大きなお金をかけるのも違います。
でも、育てる楽しみや収穫を待つ時間は、金額では測れません。
完璧に防ぐことは難しくても、
- 早めに収穫する
- 見え方を工夫する
- 少し取りにくくする
- 人目があることを感じさせる
など、お金をかけずにできることはあります。
家庭菜園は、本来なら誰かを疑いながらするものではありません。
種や苗から育てたものが少しずつ大きくなり、実ができ、収穫できる。
その過程を楽しめることこそ、家庭菜園の魅力だと思います。
今回のようなことがあると残念な気持ちになりますが、それでも自分で野菜を育て、収穫する喜びに変わりはありません。
できる範囲で工夫しながら、これからも家庭菜園を楽しめる環境を作っていきたいと思います。
限られたスペースでも、プランターを使えば野菜を育てる楽しみを味わうことができます。
わが家でも、ミニトマトをはじめ、いくつかの野菜をプランターで育てています。
プランター栽培の魅力や、初心者でも楽しみやすい方法については、別の記事でも紹介しています。
