
最近、「副業って、そんなに必要なのかな」と考えることがあります。
世の中では、老後のためにも副業をして収入を増やしましょう、という話をよく見かけます。
もちろん、収入が増えるなら、それに越したことはありません。
でも、わたしはどうも副業に向いていないようです。
ブログを書いていますが、サーバー代が毎月1,300円かかっているので、完全に赤字。
旅行のことを書いたり、家事のことを書いたり、思いついたことを何でも書いているので、まあ、趣味ですね。
ブログで大きく稼げる気が正直しません。
老後のお金は、ちゃんと考えています
別に、お金のことを何も考えていないわけではありません。
老後資金については夫婦で話し合っていますが、これから子どもの教育費がかかるので、家計に余裕があるというわけではありません。
でも、今の暮らしを続けていけば、「もっとお金を稼がなければ老後が大変」という切迫感があるほどでもないのです。
けれど、それでも「時間があるなら何か副業をしたほうがいいのでは?」という気持ちは、どこかにありました。
せっかくなら、少しでも収入になったほうがいい。
何もしないより、何かしていたほうがいい。
そんなふうに思っていたのです。
でも、最近ちょっと考え方が変わりました
あるとき、ふとこんなことを思いました。
人生で残るものって、お金だけじゃないよなあ。
もちろん、お金は大事です。
老後の生活を支えてくれるし、旅行にも行けるし、何かあったときの安心にもなります。
だから、これからも今まで通りにお金を貯めていくつもりです。
でも、それとは別に、「お金以外の資産」もあるんじゃないかと思うようになったんです。
文章も、私にとっては資産です
わたしは最近、エッセイを書いています。
まだ13本ほどですが、どれもブログには載せていません。
いつかこれらをまとめて、写真や自分で描いた絵も入れて、Kindle本にしたいと思っています。
売れるかどうかは、あまり考えていません。
というより、すでにKindle本を2冊出していますが、売上は雀の涙です(笑)。
それでも、また書いています。
たぶんわたしは、本が売れるから書くのではなく、書きたいから書いているのだと思います。
そして、文章だけではありません。
旅行に行ったときの写真や、自分で描いた絵、何気ない日常の出来事、友人との思い出、家族との食事。
そういうものも、時間が経つとだんだん価値が変わってくる気がします。
今は何でもない写真でも、20年後に見たら、「この頃はなんでこんなことをしたんだろう」と懐かしくなるかもしれません。
今書いているエッセイも、今の自分にしか書けないものです。
後から同じ文章を書こうと思っても、たぶん書けません。
そう考えると、文章も写真も絵も、わたしにとっては立派な「資産」です。
自分なりの「資産」を残していく
これからも、老後のためのお金はちゃんと貯めていこうと思います。
でも、それだけに追われるのも少し違う気がしています。
せっかく時間があるなら、今しかできないことを楽しんだり、今の自分だから書けることを書いたり。
後から振り返って「やっておいてよかった」と思えることを増やしていきたい。
副業で収入を増やすことだけが、将来のためにできることではないのかもしれません。
そんなふうに思えるようになったら、文章を書いたり、絵を描いたりしている今の時間も、なんだか貴重に思えてきました。
毎月1,300円の赤字ブログも、案外悪くないのかもしれません。
そんなことを考えていたら、以前読んだ『DIE WITH ZERO』という本を思い出しました。
この本には、お金をただ貯めて残すだけではなく、元気に動けるうちに、人生でしかできない経験にお金や時間を使うことも大切だ、という考え方が書かれています。
今回の記事を書きながら、わたしが考えていたことにも少し近い気がしました。
老後のためにお金を貯めることも大切。
でも、それだけではなく、今しかできないことを楽しんだり、思い出を作ったり、自分にしか残せないものを作ったり。
そういうことも、これからの人生を豊かにしてくれるのかもしれません。
『DIE WITH ZERO』は、一度読んで終わりというより、年齢や環境が変わると、また違ったところが気になる本だと思います。
「将来のために、今をどこまで楽しんでいいんだろう」
そんなことを考えたことがある方には、きっと面白い一冊だと思います。
