
暑い季節になると食べたくなるのが、スイカ。
冷蔵庫で冷やしたスイカを口に入れたときの、甘い果汁が体に染みわたるような感覚は格別です。
さて、そんなスイカですが、長年悩まされてきたのが皮の処理。
水分が多くて重く、ゴミの日まで保管するのもひと苦労。
暑い時期は、うっかりすると虫が寄ってきてしまうこともあります。
そこで、わたしが取り組み始めたのが、スイカの白い部分を食べることです。
スイカは果肉だけじゃない
赤い果肉と緑色の硬い皮の間にある白い部分。
子どもの頃は「食べられないところ」だと思っていましたが、実はここも立派な食材です。
食感はきゅうりや冬瓜に少し似ていて、シャキシャキとしてみずみずしいのが特徴。
味にクセがないので、漬物にすると意外なほどおいしいです。
皮を捨てるたびに「もったいないな」と感じていた気持ちも、この食べ方を知ってからはすっかりなくなりました。
作り方は驚くほど簡単
作り方はとてもシンプルです。
まず、スイカの白い部分を緑色の硬い皮から切り分け、食べやすい短冊切りにします。
それをポリ袋に入れ、種を取り除いた梅干しを加えて軽くもみ込むだけ。
冷蔵庫で30分ほど置けば、さっぱりとした浅漬けの出来上がりです。
梅干しの酸味と塩味がほどよくなじみ、シャキシャキとした歯ごたえがなんとも爽やか。
暑さで食欲が落ちる時期でも、不思議と箸が進みます。

食べやすいように一口サイズに包丁でスイカを切っておくときだけ、皮を使います

生ゴミが減るとうれしい
この食べ方を始めて実感したのは、生ゴミがぐっと減ること。
スイカは皮の割合が多いので、食べ終わった後のゴミ袋は意外と重くなります。
白い部分まで使うようになると、捨てるのは緑色の硬い皮だけ。
少しの違いですが、ゴミの量も重さもずいぶん変わります。
「最後までおいしく食べ切った」という満足感があるのも、このレシピの好きなところ。
本来は捨てるところなので実質0円と、お財布にやさしいのもポイントです。

夏の定番にしたい一品

梅干しだけでも十分おいしいですが、刻んだ大葉を加えたり、塩昆布を少し混ぜたり、生姜の千切りを入れたりと、アレンジも楽しめます。
その日の気分や献立に合わせて味を変えられるので、飽きることがありません。
スイカを食べるたびに皮まで活用するようになってから、「捨てるもの」という感覚が少し変わりました。
夏のごちそうは、赤い果肉だけではありません。
もしまだ試したことがなければ、今年の夏はぜひスイカの白い部分で浅漬けを作ってみてください。
シャキシャキとした食感と梅のさっぱりした風味が箸休めにピッタリでおすすめですよ。