
先日から、月1日、4時間だけ働いていたパートを辞めることについて書いています。
仕事そのものが嫌なわけではありません。
お客さんとのやりとりは楽しいし、前の上司のときは、それなりに気持ちよく働けていました。
でも、上司が変わってから、仕事に行くたびに気を遣うようになってしまった。
月にたった1日、4時間。
そのために、こんなに嫌な気持ちになってまで続ける必要があるのかな。
そう思って、辞めることにしました。
そして、辞めると決めてから、もうひとつ気づいたことがあります。
それは、少しでも蓄えがあると、「嫌な仕事を辞めてもいい」という自由が持てるんだなということです。
数千円でも惜しいと思う状態だったら、辞められない
今のパートは、月に1日、4時間だけ。
時給は1,200円いかないくらいなので、1か月に稼げるのは数千円です。
もちろん、数千円だって大切なお金です。
ないよりはあったほうが間違いなくいい。
若い頃のわたしだったら「数千円でも暮らしが楽になる」と考えて、もう少し我慢していたかもしれません。
数千円でも収入が減るのは惜しい。
そう思っていたら、きっと簡単には辞められません。
嫌なことがあっても、
「でも、お金になるし」
「月に1日なんだから、我慢すればいい」
と、自分に言い聞かせていたと思います。
そして、もし本当に辞めることになったとしても、「辞めたら、すぐ次の仕事を探さないと」となるはずです。
仕事を辞めることと、次の仕事を探すことがセットになる。
辞めたいと思っても、立ち止まる余裕がありません。
少し蓄えがあると「今すぐじゃなくてもいい」と思える
けれど、今のわたしは、月に数千円の収入がなくなったからといって、すぐに生活が立ち行かなくなるわけではありません。
少しだけ、蓄えがあります。
たくさんあるわけではありません。
これから先、ずっと働かなくても大丈夫というほどのお金でもありません。
これから子どもの学費もかかるし、老後のためのお金も貯めなければいけない。
それでも、「この数千円がなくなったら、明日から生活できない」という状態ではない。
だから、パートを辞めると決めたとき、「じゃあ、すぐに次の仕事を探さなければ」とは思いませんでした。
まずは辞めよう。そのあとで考えればいい。
そう思えたんです。
これは、わたしにとっては結構大きなことでした。
蓄えは「自由」のためのお金でもある
今回、パートを辞めると決めて、わたしは「蓄えがあること」の意味をあらためて考えました。
貯金というと、
「何か大きなものを買うため」
「何かを体験するため」
「老後のため」
というイメージがあります。
もちろん、それも大事です。
でも、それだけじゃない。
少し蓄えがあることで、「嫌な仕事を無理して続けなくてもいい」と思える。
これは、自分にとってかなり大きなことなんだなと、しみじみ感じました。
少しのお金の余裕があるだけで、選択肢がひとつ増える。
「続ける」しかなかったところに、「辞める」という選択肢ができる。
そして、「辞めたらすぐ次を探さなきゃ」ではなく、「少し休んでから考えよう」と思える。
これがありがたい。
お金は、使うことでプラスに働くイメージがあります。
何かを買ったり、どこかへ出かけたり、好きなことをしたり。
でも、今回あらためて思ったのは、お金にはマイナスをゼロにする働きもあるんじゃないか、ということです。
嫌な仕事をしている。でも、生活のためには辞められない。
そんな状態から、少しだけ自分を離してくれる。
「今すぐ次を探さなくてもいい」と思わせてくれる。
その力は、思っていたよりずっと大きくて、心の頼りになるものなんだなと思いました。
今回パートを辞めるのをきっかけに、わたしはお金のありがたみをあらためて感じています。

