
数年前、農家さんの直売所でキクイモを見かけたときのこと。
「キクイモってどんな野菜なんだろう?」
そんな軽い興味から購入し、興味本位でいくつかのキクイモを庭に埋めてみました。
するとこれが予想以上の生命力!
毎年どんどん増えていき、今では庭の一角を占領するほどになっています。
今年もたくさん芽を出してくれたのですが、キクイモは芽が増えすぎると地下の芋が大きく育ちにくくなるそうなので、思い切って間引きをすることにしました。
間引いた苗を見ていたら、「これって食べられるのかな?」とふと疑問に。
調べてみると、若い芽や葉っぱは食べられるとのことだったので、せっかくなら捨てずに料理してみることにしました。
今回は、キクイモの新芽を使ってナムルを作ってみたのでご紹介します。
キクイモってどんな植物?
キクイモは、キク科の多年草で、秋になると黄色い花を咲かせる植物です。

近年は、地下にできる塊茎(かいけい)に含まれる水溶性食物繊維の「イヌリン」が注目され、健康野菜として知られるようになりました。
わが家で育ててみて驚いたのは、その生命力の強さです。
一度植えると毎年たくさんの芽を出し、放っておくとどんどん増えていきます。
実際にわたしも、数年前に興味本位で植えただけだったのですが、今では毎年間引きが必要になるほどどんどん増えて、元気に育っています。


キクイモの新芽ナムルの作り方
使ったのは、間引いたキクイモの苗の先端部分の柔らかい新芽です。

まずは葉っぱや茎をよく洗います。
その後、お湯でしっかりめに茹でました。
少しアクがありそうだったので、いつもより長めに茹でています。
茹で上がったら冷水で冷やし、水気をしっかり絞ります。
その後、一口サイズに切って、
- ごま油
- ニンニクチューブ
- 麺つゆ
で味付けするだけ。
とても簡単な一品です。


気になるお味は?
正直なところ、食べる前は「筋っぽくって食べられなかったらどうしよう……」と思っていました。
ところが、これが意外とおいしい!
少しほろ苦さはありますが、その苦味が山菜のような風味を感じさせてくれます。
新芽のところだけを使ったのがよかったようで、繊維っぽさもなく柔らかい。
ごま油とニンニクの香りもよく合っていて、ご飯のおかずにもぴったりです。
春の山菜が好きな方なら、きっと気に入る味だと思います。

キクイモの葉っぱにも栄養があるらしい
キクイモといえば、芋に含まれる「イヌリン」が有名です。
イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、健康を気にする方から注目されている成分です。
ただし、イヌリンが豊富なのは主に地下の芋の部分で、葉っぱにはあまり含まれていないそうです。
一方で、キクイモの葉にはポリフェノール類やミネラルなどが含まれているといわれており、お茶として利用されることもあります。
もちろん、葉っぱを食べたからといって特別な健康効果を期待するものではありませんが、家庭菜園で育てたものを無駄なく活用できるのはうれしいところ。
間引いたものもおいしく食べられることが分かって、新たな発見になりました。

増えすぎたキクイモの有効活用におすすめ
キクイモは本当に生命力が強く、一度植えると毎年元気に芽を出してくれます。
その反面、増えすぎてしまうこともあるので、間引きが必要になることも…。
でも今回のように、間引いた新芽を料理に活用できれば無駄になりません。
まさか庭仕事のついでにもう一品できるとは思っていませんでした。
来年も間引きの時期になったら、またナムルを作ってみようと思います。
キクイモを育てている方は、間引いた苗があったらぜひ試してみてくださいね。


