
あれ、なんだかちょっと寒気がするかも?
体が本調子じゃないな…。
こういうことって、ありますよね。
忙しい毎日を送っているとつい自分のケアを怠りがちですが、体に違和感を感じたら早めに対処するのが大切です。
でも、そうはいっても、まだ病気でもないのに薬に頼りたくはないもの。
そんなときにわたしが愛用しているのは、サマハンというスリランカの伝統的な飲み物です。
この記事では、サマハンの魅力についてたっぷりとお話していきたいと思います。
サマハンとは?
サマハン(Samhán)は、スリランカの伝統的な飲み物。とくに、寒い時期や体調が優れないとき、リラックスしたいときに好んで飲まれています。
この飲み物は、主にスパイスを使った温かい飲み物で、ジンジャー(生姜)やカルダモン、シナモンなどの香り高いスパイスが特徴的。糖分を加えることによって、少し甘めに仕上げられます。
スリランカでは、サマハンは風味豊かなホットドリンクとして、体を温めるためや消化を助けるために飲まれることが多いです。
リンクナチュラルのサマハン
日本に輸入・販売されているサマハンは、Link Natural(リンクナチュラル)というブランドのものが有名です。
このスパイスティーには、14種類の天然ハーブとスパイスがブレンドされており、ノンカフェインとなっています。

製品情報
この写真は、よく市販されているサイズの20袋入りのものです。

- 名称:アーユルヴェーダスパイスティー「サマハン」
- 内容量:80g(4g×20袋)
- 原材料:粗糖(さとうきび)、ヒハツ、コショウ、クミン、シリテーク、キンギンナスビ、ショウガ、ナンキョウ、アサガオガラクサ、フタバムグラ、アジョワン、コリアンダー、ベニバル、アダトダ、リコリス
- 栄養成分(1袋4gあたり):エネルギー15kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物3.9g、食塩相当量0.0g
- 保存方法:直射日光、高温多湿を避け、常温で保存
粗糖(さとうきび)が入っていますが、カロリーは15kcalとあまり高くないのが嬉しいですね。
サマハンに含まれるスパイスの効能
サマハンに使用されているスパイスには、伝統的なアーユルヴェーダの知識に基づく効能がいくつかあります。各スパイスの効能は、このようになっています。
ヒハツ(ペッパーベリー)
消化を助ける、抗炎症作用、抗酸化作用。胃腸の健康をサポートし、体内の毒素を排出します。
コショウ
消化促進、免疫強化、抗酸化作用。体温を上げ、風邪や咳を和らげる効果があります。
クミン
消化促進、ガス排出、抗酸化作用。胃の不調や膨満感に効果があり、消化を助けます。
シリテーク(ベンゾイン)
抗菌作用、消化促進。消化器系の問題を解決し、体内の浄化を助けます。
キンギンナスビ(Inula racemosa)
消化促進、抗炎症作用、免疫力向上。風邪や咳、寒気などの症状に効果があり、体を温める作用もあります。
ショウガ
消化促進、抗炎症作用、免疫力向上。風邪や咳、寒気などの症状に効果があり、体を温める作用もあります。
ナンキョウ
消化促進、風味付け。胃腸の調子を整える働きがあります。
アサガオガラクサ(Aswagandha)
ストレス解消、免疫力向上、抗炎症作用。神経系をリラックスさせ、精神的な安定をサポートします。
アジョワン(Ajwain)
消化促進、胃腸の健康をサポート。胃酸過多や膨満感に効果があります。
コリアンダー(コリアンダーシード)
消化促進、抗菌、抗炎症作用。胃の健康を支えるだけでなく、体内の解毒作用をサポートします。
ベニバル(Cilantro)
抗酸化作用、消化促進、解毒作用。体内の不要なものを排出するのを助け、消化を促進します。
アダトダ(Adhatoda)
咳、呼吸器系の健康をサポート。抗菌、抗炎症作用があり、特に風邪や咳の予防に効果があります。
リコリス(甘草)
喉の炎症を抑える、免疫力向上、消化促進。胃腸の健康をサポートし、体をリフレッシュします。
サマハンの原材料に含まれる各スパイスは、それぞれが消化促進や免疫強化、抗炎症作用など、健康をサポートする重要な役割を果たしているんですね。
これらのスパイスは相乗効果を発揮して、体を温め、消化を促進し、風邪や不調を予防するのに役立ちます。
また、アーユルヴェーダの観点からも、体内のエネルギーのバランスを整えるとされ、心身ともにリラックスする効果があります。

作り方
サマハンの作り方はとても簡単。
カップに粉末4g(1袋分)を入れ、150mlのお湯で溶かして混ぜるだけです。
でも、わたしはこの作り方はほとんどせずに、アレンジをしています。
わたしのおすすめの飲み方
わたしが飲むときは、お湯の代わりに豆乳を使うのがポイント。
カップに150mlの豆乳を入れて電子レンジで600W 1分ほど加熱し、粉末4g(1袋分)を入れて、スプーンなどでよく混ぜます。
豆乳の量はお好みですが、豆乳の量はあまり多くないほうが甘みやスパイスを感じることができます。

このときの注意することは、
- 豆乳を吹きこぼれない程度にしっかりと温める
- 粉末を加えたらしっかり混ぜる
だけです。
豆乳はお鍋を使って温めてもいいのですが、洗い物が増えるのは面倒くさいのでいつもレンチンでつくっています。
豆乳を使うとチャイみたいな風味が楽しめるので、お湯でつくるよりも気に入っています。
スパイスの風味が苦手が人も、豆乳が飲めるのであればこちらのほうがマイルドになるので、もしお湯割りでダメなときには豆乳で試してみてください。

ぜひ試してみてくださいね
サマハンのおすすめポイント
わたしはこのサマハンを気に入って飲むようになってから、5年以上経ちます。
わたしが感じているサマハンのおすすめポイントは、
- スパイスの力で健康サポート
- リラックスできる香りと味
- 手軽に飲める
です。
スパイスの力で健康サポート
サマハンには14種類ものスパイスからできています。そのなかには日本ではあまり馴染みのないものも含まれています。
これらのスパイスは、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダの知恵を元にブレンドされています。
消化促進や免疫力向上、抗炎症作用など、さまざまな健康効果が期待でき、また風邪や冷え性の予防、消化不良の改善にも効果があるとされています。
実際に、わたしは「あれ、ちょっといつもと違うな」と寒気を感じたときは、まずサマハン豆乳を飲んで、さっさと寝るようにしています。
すると、体がポカポカして、たいていの場合はそのまま本格的に風邪をひかずに済むことがほとんどで、サマハン様様です。

リラックスできる香りと味
風邪をひきそうというときだけではなく、リラックスしたいときにもサマハンは活躍します。
サトウキビの甘さとシナモンやカルダモン、クミンなどの香りは心地よく、寝る前に飲むとホッと一息つくことができます。
しかも嬉しいことに、サマハンはノンカフェイン。
わたしはカフェインレスの生活をしているわけではないですが、安眠のためにも寝る前に飲むのはできるだけ避けたいところです。
その点、サマハンにはカフェインは含まれていないので、寝る前でも安心して飲むことができます。
サマハンを飲むと自然と体が内側から温まってきて、いつもより眠りが深く、気持ちよく寝られている気がします。
お手軽なのに本格的
やはりなんといってもポイントが高いのが、お手軽簡単に飲めること。
いくら健康にいいといっても、手間がかかりすぎると長続きしません。
ですが、サマハンはお湯にサッと溶かすだけなので、飲もうと思ったらあっという間に出来上がり!
それなのにスパイスの恩恵を受けられるのだから、忙しい生活のなかでも健康管理をしていかなければいけないわたし達には嬉しいですよね。

サマハンの入手方法
サマハンはスリランカの製品なので、スリランカ食材のショップで取り扱っていたりします。
また、以前、出先のイオンでも見かけたことがあるのですが、我が家の近所のイオンでは取り扱いがないので、わたしはネットでまとめ買いしています。
まとめ
サマハンは、スリランカの伝統的なスパイスティーで、体調を整えたり、心身をリラックスさせたりするのにぴったりな飲み物です。
ジンジャーやシナモン、カルダモンなどの自然なスパイスが、消化をサポートしたり、体を温めたり、ストレスを軽くしてくれます。
ノンカフェインだから、いつでも気軽に楽しめるのも嬉しいポイント。
寒い季節や疲れた日には、リフレッシュできる癒しのひとときになること間違いなしです!
ぜひサマハンを生活に取り入れて、体の中から元気をチャージしてみてくださいね。
