
今、マイボトルとして水筒を持ち歩く人が増えていますよね。
わたしが子どものころは、水筒は遠足のときに使う、ちょっと特別なものだった気がしますが、今では学校に通う学生はもちろん、会社に通勤する大人でも日常的に使うのは珍しくありません。
そんな外に出るときのアイテムとして注目されている水筒ですが、わたしの場合は家のなかで使うのがルーティーン。
子どもに水筒を持たせるのとともにはじめた習慣ですが、すっかりはまってしまい、「おうち水筒生活」をずっと続けています。
今回の記事はそんなわたしが感じている、家のなかで水筒を使うメリット、デメリットについてお話したいと思います。
水筒を家のなかで使うメリット
わたしが水筒を家のなかで使って感じているメリットは、
- いつでも好みの温度で飲める
- 光熱費の節約になる
- 使う場所を選ばない
です。それぞれ詳しくお話していきますね。
いつでも好みの温度で飲める
わたしは体を冷やさないようにするために、冬場はもちろんのこと、夏場でも温かい飲みものをとるようにしています。
ですが、この温かい飲みものというのは案外扱いがむずかしい。
夏場はともかくとして、冬場に温かい飲みものをつくったとしても、マグカップに入れて置いておくと、寒い部屋のなかではあっという間に冷えてしまうんですよね。
温度を一定に保てる保温・保冷マグカップを使うという手もあるのですが、飲み口が金属でできているコップがどうも苦手なわたしは残念ながら使えません。
そんなワガママなわたしの要望に応えてくれるのが、まさに水筒!
わたしが今現在使っていて、買い替えを非常~に悩んでいる、ボロボロになってしまった昭和感漂う水筒でさえも6時間は温かいまま。

子どもが使っている水筒だと、季節にもよりますが、10時間くらい経ってもまだ十分に温かいのだから、すごいですよね。
日々、家で過ごしているわたしですが、朝沸かしたお茶を水筒に入れておけば、一日中温かい飲みものを楽しめて、本当に便利です。
わたしは温かい飲みもの用に使っていますが、もちろん冷たい飲みものの場合でも水筒は大活躍!
夏場の暑い時期でも、水筒に氷と麦茶でも入れておけば、冷蔵庫の開け閉めをせずにいつでも冷え冷えの麦茶を飲めるので、電気代の節約にもなります。

光熱費の節約になる
低コスト生活を目指すうえで欠かせないのが、光熱費の節約です。
単純に温かい飲みものを飲むというだけならば、保温ポットでお湯を沸かし、保温するのでもいいですよね。
ですが、似たような機能の保温ポットと水筒ですが、実はかかる光熱費に違いがあるのです。
わたしの調べによると、保温ポットを毎日使ったときの電気代はなんと、9,000円/年~15,000円/年。思っているより、保温ポットの電気代はかかります。
会社のオフィスのように、たくさんの人が使う場所であれば保温ポットは便利だと思いますが、家で一人過ごしている人間のためだけには電気代がもったいない。
一方、ガスでお湯を沸かして、水筒で保温した場合をみてみましょう。我が家では子どもの水筒分もあわせて、お湯1L分をガスで沸かしています。
都市ガスでお湯1Lを沸かすのにかかる費用は約2円。ここのところガス代はどんどん値上がっていますし、我が家はプロパンなのでもっと高く見積もって5円で計算すると、1,825円/年。
金額の違いは一目瞭然で、お金を節約したいなら、電気ポットではなく水筒一択です。

使う場所を選ばない
水筒の忘れてはならない魅力といえば、使う場所を選ばないこと。家のなかで過ごすにしても、時間帯や曜日によって、過ごす場所っていろいろ変わるものですよね。
こんなときでも水筒ならば移動はラクラク。いくら飲みものを満タンに入れたからといっても、重さもたかがしれているので、気軽に持ち運びできます。
保温ポットとは違い、コンセントを必要としないので、コンセントの都合で「ここでしか使えない」なんていう置き場所制限もありません。
しかも、保温ポットと比べると、水筒のサイズ自体がコンパクトなのもポイント。どこに置いていても邪魔にならないのは、すっきりと暮らしたい身には嬉しいです。

水筒を家のなかで使うデメリット
水筒を家で使うデメリットといえば…、モノが1つ増えることでしょうか?
ガスコンロか電子レンジを使ってその都度お湯を沸かすようにしたり、常温の水しか飲まないみたいな作戦にすれば、水筒は使わなくても暮らせます。
わたしも水筒を活用する前は、コーヒーやお茶をコップいっぱいに淹れて飲んだりもしていたのですが、一度にはなかなか飲み切れずに冷めてしまい、またレンジで温め直す…ようなことも少なくありませんでした。
その点、水筒から飲み切れる分だけ少しずつコップに注ぐという方法に変えてからは、冷める前に飲めるので電子レンジを無駄に使わなくなりました。
シンプルに暮らしたい身としては、1つでもモノが減ればすっきりとした暮らしに近づきはしますが、今のわたしにとってはデメリット以上にメリットが大きいのが実感です。

まとめ
水筒というと、外で使うものというイメージが強いですが、家のなかで使ってみると、その便利さに驚かされます。
飲み物の温度をキープできて、光熱費の節約にもつながり、どこにいても気軽に飲み物が楽しめると3拍子揃った水筒のメリットのおかげで、わたしの家のなかでの時間はぐんと過ごしやすくなりました。
「水筒=外で使うもの」という思い込みをちょっと横に置いて、「おうち水筒生活」をぜひ一度試してみてくださいね。