
出先で車の運転席の窓が突然壊れました。
その日は暑かったので、窓を開けて走っていました。
目的地に着いたので、そろそろ閉めようとボタンを押したところ……
なぜか窓が下がりました。
「は? 閉めたいんだけど?」
もう一度押してみても、戻ってきません。むしろ下がっていく。
エンジンをかけ直し、何度か操作しているうちに、なんとか閉めることができて、ホッと一安心。
出先だったこともあって、ものすごく焦りました。
それ以来、もう怖くて、窓を開けられません(笑)。
真冬に窓全開なんてことになったら目も当てられませんから。
18年間の思い出が詰まった車
この車、今年でまるまる18年乗っています。
上の子が生まれる直前に納入された車です。
そこから子どもも増え、家族でいろいろなところへ出かけ、気がつけば18年。
そう考えると、単なる移動手段というより、我が家の歴史の一部みたいなものです。
とはいえ、見た目はかなり年季が入っています。
わたしの運転がヘタなので、あちこちゴリゴリに擦っていますし、凹んでもいます。
ピカピカの愛車という感じではなく、見るからに満身創痍。
車内もお世辞にもきれいといえる状態ではありません。
それでも、これまで大きな故障らしい故障はありませんでした。
よく頑張ってくれたと思います。
ただ、細かいところは、とっくに色々おかしくなっています。
オーディオのボタンは、押しても反応しないなんてことはザラ。
デジタル時計も、1時間進んでいるのがデフォルトです。
もう「故障している」というより、「そういうもの」として使っています。
そこへ今回、窓まで加わりました。
「車が壊れたら」と思っていた
実は以前から、今の車が故障したら、そのときは車を買わずに車なし生活にしようかなと思っていました。
車は便利ですが、税金や車検、保険、ガソリン代など、維持するにはそれなりのお金がかかります。
しかも、夫婦そろって車の運転がとくに好きというわけでもなければ、わたしの運転技術はかなり残念なレベル。
だから、
「大きな故障が出たら廃車にして、車なし生活をはじめよう」
と、考えていたんです。
今回の窓の故障が「大きな故障」なのかは微妙ですけど、いよいよその時期が近づいてきたような気はしています。
車がなくても何とかなると思っていたけれど
わが家では、すでに食品や日用品の一部を配送に頼っています。
お米などの重いものも、届けてもらうことが多いです。
なので、車がなくなっても、買い物に関しては意外と何とかなるんじゃないかと思っていました。
ところが今回、実際に「車がなくなったら」と考えてみたら、思わぬところで困りそうだなと感じました。
たとえば、最近は雨の日が多いので、コインランドリーを利用することがあります。
家から徒歩15分くらいの場所なので、晴れていれば歩いて行けなくもない距離です。
けれど、雨の中、湿って重い洗濯物を持って15分歩くのは、さすがに現実的ではない。
車がある今なら洗濯物をさっと積んで、コインランドリーまで行って、終わったらそのまま持って帰れます。
何気なくやっていることですが、車がなくなったら、この「何気なく」ができなくなるんですよね。
配送で解決できることもたくさんあります。
でも、全部が配送で済むわけではない。
車がなくなったときに、今まで意識していなかったところで「これ、どうしよう?」となることが、案外あるのかもしれません。
車を手放したら、結局何か買うことになる?
案ずるより産むが易しで、実際に車を手放してみたら、案外なんとかなるのかもしれません。
逆に、「やっぱり車がないと無理だった」となる可能性もあります。
そして、ちょっと気になっているのが、
車を手放した代わりに、別のものを買うことになったりしないだろうか
ということ。
車がなくなったから、電動自転車が必要になった。
雨の日のために、乾燥機が必要になった。
荷物を運ぶための何かが必要になった。
……なんてことになったら、シンプルな暮らしを目指しているのに、結局モノが増えてしまう。
車を持たないことで減るものもあれば、新たに必要になるものもある。
そう考えると、「車を手放せば、それだけシンプルになる」とも限らないんですよね。
18年間乗ってきた車ですし、家族の歴史も詰まっています。
だから、限界ギリギリまで粘ってもらうつもりです。
とはいえ、致命的なトラブルが来てから慌てるのも困ります。
そうなる前に、そろそろ本気で「車のない暮らし」を考えておいたほうがいいのかもしれません。
さて、この先どうなることやら。
しばらくは、窓を閉めたまま考えたいと思います。